〔リテイク〕捨てられた者達【3l/戦闘、シリアス/SF】

>セレーノ
んー、この回復は…音？だったら…(力がみなぎる周波数が流れ続けているが魔法使いだと信じて疑わないアイはパイプオルガンが原因だと推理して回り込もうとし)

>フィニー
え？なにこれ？すごい！(空中を浮いてテレビになったりいろいろするビットを指さして嬉々とするとフィニーがうなずいたので「どうしたの？」と首をかしげて)

>アリオン
義眼…義眼かぁ…金色の目？それって俺の元々の目と同じだ！(義眼という響きが気に入ったのか何度も復唱すると金色だと教えてもらい、今よりももっと小さい頃の思い出を懐かしみ)

>セレーノ
あーそれは「それは俺だな。俺は、ジェイク・マクレガー。バイク修理店店主とナノマシン整備士、武器もつくる」(説明しようとするとアリオンの端末から声がして中年くらいの男性の声がして)
>アイ
元の目か、良かったな(俺の身体は手術や投薬をしないかぎり戻らないかもしれない。女の身体に近づいてしまったからそういう言葉を飲み込み言わないようにして「どんな思い出だった？」と聞いてみて)

>アイ
(回り込む際にアイのセンサーならばパイプオルガンがパソコンのキーボードの役割をしていること、パイプオルガンの横つまり聖堂の奥の中心に十字架型のポッドが橙色の液体で満たされ中にはセレーノが裸で磔にされていることが容易く分かるかもしれない)
>アリオン
バイク？武器!?ナノマシン?!(三つのワードが心をつかんではなさなく端末に少し近づいて話しかけ「あたしは、セレーノ・サンク！どうして保護したいの？」不思議に思ったのか聞いて)

アリオン・ドゥ>
……色塗り(鍛冶屋で言えば最後の一打ちでそこで魂を込めるものとどこかで聞いたなとまた曖昧な記憶が蘇り何にしようか考えるとやっぱり深紅にしようと考え「私はデトネイターだけど……これからの事を考えると少し楽しい」と言い)

セレーノ・サンク>
うん。狙撃も出来るし(本来であればこの武器に剣の機能も取り付ける筈だったが多機能過ぎる機能は返って不具合を起こす理由で鎌と大口径の狙撃銃となり「その武器、私と似てる」と言うと長椅子に鎌の刀身を当て引き鉄を引くと銃撃と同時に斬撃の威力が増し)

アイ・ディオット>
初期段階で造られたデトネイター(初期の段階で研究開発されたデトネイターは能力は高いが制御に不安が残るとして後発のデトネイター研究としての資料となりもう一基のビットが相手のスキャニングの画面を出し筆談を交えて説明し)

>アリオン
なんか…よく覚えてないんだけど、狭い家だったけど、みんなよく笑ってて…(過去の記憶なんてめったに思い出さないしアイ自身が雷によって目覚めるまで廃棄されていたこともあり記憶が曖昧になりながらも)

>セレーノ
…あれ？俺、見ちゃいけないもの見ちゃった感じ？(てっきりパイプオルガンを弾いている麗しい女性かはたまたハンサムで背の高い男性のどちらかだと思っていたのにその正体はどちらでもなく、その場で立ち止まり)

>フィニー
やっぱり俺って珍しい存在なんだね…(センサーのおかげで首を動かさなくても見えるのだが人間だった頃の名残で二基のビットのどちらを見ればいいのかわからず交互に見てそう呟いて)

>セレーノ
ジェイク:いや、特に嬢ちゃんをどうこうしたいわけじゃあねえ(ただの気まぐれだとも言いしかし「暫く目覚めても食料の確保やらなんやらが難しいだろ」と言いアリオンは「どうしてセレーノを襲った？そんでこの研究所の名前と他に何が隠されてる」と捕縛したアンドロイドに聞き)
>フィニー
ジェイク:俺にもそんな時期があったなあ(これからのことを考えて楽しいと感じることそれは自分が従軍していた頃、時々実家に帰り妹の顔をみたり友人とたわいもない話や隣で戦うことを寝床で考えてあまり眠れないことがあったと呟きながら「色は決まったみたいだな。鉄は熱い内にたたいた方が良いが、そろそろ寝た方が明日動きやすい」依頼までもうすぐ深夜であることを考慮しても一日ほどで)
>アイ
幸せだったんだな(少し羨ましさの入った目でアイを見て狭い空間で一家団欒をするアイを想像しながら「アイの特技ってなんだ？」と聞いてみて)

>フィニー
クールね(きっと大口径狙撃の搭載された鎌の制作者は武器フリーク？マニア？だろうと考えて「フィニーのは狙撃銃だけどこっちはショットガンだよ」拳を構えガントレット内で発砲と同時に加速し短く踏み込んで、肩から敵に当たる体当たり技を誰にも当てずに放ち。そしてフィニーが当てた長椅子の一部からカチンと言う音がして別の柱から隠し扉が出現し、黒いボブカットに紫色の布状の目隠し、両腰にスリットが入りミニスカート丈の墨色のシスター服、黒いサイハイブーツに黒いチョーカーをつけたアンドロイドが現れ攻撃の意志が無いのか一礼し「いらっしゃいませ」と言い)
>アイ
(パイプオルガンには楽譜が置かれておりド=1と書かれており恐らく流れる曲から察するにポットの中にいるセレーノの型番を鍵盤で弾けば良いということで)

>アリオン
アンドロイド：BE-543セレーノ・サンクの身体機能および睡眠学習で学んだ戦闘技術の実用能力の確認、バイクの組み立て、そしてギミック探知(アリオンの質問に次々と答えていきしかし自力でこの教会にあるあらゆるギミックのうち一つを探してほしいらしく)

>アリオン
昔は……ね(遠くをぼんやりと眺めるような目をしてそう答えると特技の話に即座に切り替え、ポケットをごそごそとして短い針金を取り出すと握りしめ、じゅうううと音がしたかと思うと開いた手には針金はなく「マジックだよ」とにこっと笑いを浮かべて)

>セレーノ
んー、楽譜…？楽譜読むのなんて久しぶりだなあ…(パイプオルガン置かれている楽譜を見つけると何か罠のような仕掛けがないか念入りに眺め、無害であることを確信すると、えっと、えっと、ともたつきながら５つのコードを入力して)

>アイ
(コードの入力が終わればポッドの中から液体が消え、ガラスが開きセレーノはそこから降りてもたついた脚でパイプオルガンひいてはアイの方へ近づいて)

アイ・ディオット>
初期段階のデトネイターなら今でもいるよ(大体が相手のような能力を持ち引き換えにリスクを背負っているが初期段階のデトネイターはとにかく強く、後発のデトネイターが数人がかりでやっと倒せる程であり「貴方と出会った事は必然かも知れない」と急に柄にもない事を言い)

アリオン・ドゥ>
……うん(と言っても自分の寝床が分からない上にいきなり転がり込んだものだからリビングのソファに座り横になるとビットはヘッドホンを取り出し己に付けると音楽を流し)

セレーノ・サンク>
……実際近距離向きだから(散弾はその名の通り遠くに居る敵には効果は薄いが接近、特に距離が近ければ近いほどその威力は跳ね上がり効率も良くなるので己の武器にもその機能があり必ず接近してから撃つようにしておりいきなり現れたアンドロイドを見て「知ってる人？」と相手に訊き)

>セレーノ
ギミック…？トラップじゃなくてか。それを探す…(手を話せばまた戦闘が続行しそうで面倒だなと考えつつ長椅子のほうに目をやり「聖書からなんか出てこないか？」とセレーノに聞いて)
>アイ
マジックだな。炎の(現実のマジックのように種も仕掛けもあると付け加えて少し朗らかに笑い「でも、俺を笑わせれるんだからマジックに違いないか」と人々に驚きと笑いを届けるのが手品だと思っているため笑いアイの記憶が戻るきっかけになればいいとして「今度本屋にでも行くか」と呟き)
>フィニー
…起きてたのか(まだ眠れず拳銃でのフォームを練習していたところ喉が渇いたのかリビングへ行くとソファに寝転がったフィニーが居て。音楽を聞いているようで耳をすましながら「フィニーの寝床は俺の隣の部屋だ」片手で一度手招きしながら)

>フィニー
うーん知らない(ショットガンの説明を聞いた後アンドロイドが知り合いかを聞かれて首を振りアンドロイドは微動だにせず「b-320と申します。ギミックの一つを発見なされたため、試運転終了です。此方へ」と名乗りを上げてから隠し扉を開けたままフィニーとセレーノの歩幅に合わせるよう歩き出し隠し扉を通れば下へと続く階段があり)
>アリオン
探してみる(聖堂の内部の横に並ぶ長椅子の列から順番に聖書を手に取っていき一つ四列目の左から三番目の席に置かれた聖書を手に取るとカードが見つかり)

アリオン・ドゥ>
うん(気配に気付き相手を見るとヘッドホンを外し頷くように返事をすると「言ってくれても良かったのに」と少しむくれたように言うとソファから降りしばらく休んでいなかったのか小さく欠伸をし相手に付いて行き)

セレーノ・サンク>
……付いて来い？(アンドロイドの行動は暗にそう言っているんだろうなと思い下に続く階段を見つめビットに明かりを付けるように指示を出すと「どうするの？行く？」と相手に尋ね)

>セレーノ
え、えっとぉ…服、着ないの？(全裸女性が近づいてくるのをセンサーが捉えるとセンサーを一部切って顔を赤くしながらそらして見えないようにして指だけ指しながら)

>フィニー
必然……？どういうこと？(じゃあ俺は強いんだなぁ！という言葉は心のなかだけにしまっておき、嬉しそうにうんうんとうなずくとそのあとに続くフィニーの言葉に首をかしげて)

>アリオン
他にもいろいろできるよ！(自分のマジックを褒められて嬉しそうにえへへと笑うと「アリオンはどんな本を買うの？」と尋ねて)

>セレーノ
おーい！見つかったか？(長椅子の周辺を歩き聖書に何らかのの仕掛けがないかを探しているとセレーノが何か見つけたようなので顔を上げて聞き「カード…か。扉やどっかの機械を作動させるのに必要な認証キーかもな。こいつはどうする？」と思ったことをそのまま述べ捕縛したままのアンドロイドの処遇を聞き)
>フィニー
音楽聴いてたからな。あいつの妹も音楽が好きだった…ギターの音と女性のボーカル(むくれたフィニーに年相応の少女さを感じてニヤリと笑ってから案内し、部屋に付けられたらプレートには【E…ir…】と意図的に消したと思しき掠れた文字が書かれていて)
>アイ
楽しみだ(年の離れた弟もしくは息子ができたような気がして新聞と言えば味気ないように思い「情報誌と武器についての本。本じゃないがCDだな」と近くに置いていたコントラバスケースを掲げて)

>アイ
…楽譜、装い(特に羞恥心がないのか覚醒したてのため言葉があまりうまく紡げないのか楽譜を『装いせよ、我が魂よ』が書かれた譜面を捲りどうやら服などが入った倉庫を開くためのキーらしく弾いてほしそうな目でアイを見て)
>フィニー
行こう！話を聞いてからでも遅くはないよ(扉からは冷たい風が流れ決心が既について階段を一段づつ走ることなく踏みだしB320は明かりがつくのを確認して最後の段を降りてから扉のパネルを操作しパシュと音がして冷たい煙が立ちこめてから扉は開けば沢山のアンドロイドが黄色のポッドに入っていて「我らが父の死ぬ前、この教会の主導権を握る候補のデトネイターを造り上げました。本来五体おりましたがそれらは戦闘によってセレーノ様以外相打ちとなり、生き残ったセレーノ様を今の今まで治癒と引継のための睡眠学習肉体の調整を。」と説明し我らは小間使いのようなものと説明し)

アリオン・ドゥ>
……誰かの部屋だった？(掠れて読めなかったが恐らくは相手の家族だろうと容易に推察出来、ドアノブに手を掛けた瞬間止まり相手の方を振り向き「本当に使って良いの？」と感情は無いものの秘めた優しさが垣間見え部屋に入る事に少しだけ躊躇い)

アイ・ディオット>
……私の味方が増えた(他にも味方はいるが初期の段階のデトネイターの味方はおらず頼るものすら無い己達は少しでも味方を増やそうとするのは当たり前で「……もし、私が危ないと思ったら助けて」と無理矢理とも思える約束を言い)

セレーノ・サンク>
……つまり、私と同じ(己もあの研究施設では沢山のポッドがあり、いずれも破壊されていたが間違いなく己以外にも同じデトネイターがおり、己を完成させる為にわざわざデトネイター同士を戦わせ相打ちにしその戦闘データを己に引き継がせたとビットと筆談を交えながら相手に言い)

>フィニー
ジェイクの妹だ。もう十年経つ…(この部屋からいなくなって。という言葉は飲み込みつつ今の姿にしてはどこか老けた瞳で扉を見てから、フィニーの優しい気持ちに触れてクスリと笑い「いいさ、あいつもきっと喜ぶ。他の部屋は綺麗にしてなくてな」名前を呼ぶ資格は無いためジェイクの妹をあいつと言い。もしノブを回せば勉強机とデスクライト、タンス、鏡、辞書など学習に必要なモノが入った本棚、女性用の淡い暖色系のベッドにラジオなどがあり)

>アリオン
カード見つかった！聖書に入ってた！(カードを見てトラップや隠し扉以外はポッドの中で教育されていて。ビシッと天井を指さし「懺悔室に行ってみよー！コアを抜き取らなきゃね。えっとコアは心臓だからまた作れるっちゃつくれるよ」とスタスタとアンドロイドに近づいてコアの入った所を抜き取り捕縛され身動きのとれないアンドロイドは一時停止しクルリと片手でコアだったバイクのパーツを回しながら懺悔室に歩き出し一応フォローを入れて)
>フィニー
ワオ！似てるわねホントに(筆談を読めば驚いたように言い「でも、生き残りいるかもね」などとifの話をしているとB320が「最後の認証です。これを握って下さい…。それからフィニー様」言い大きな儀礼的な機械の槍を持ち出しセレーノに手渡してからフィニーに近づき「バベルには何用で？」特に攻撃する様子は無く聞いて)