【私立漣魔術学園／３Ｌ】

名前：八雲 鳴瀬
読み：やくも なるせ
年齢：18歳
学年：6年
ランク：S
性別：女
性格：外柔内剛で一見控え目に見えるが芯の強い性格。自身のテリトリーに深く踏み込まれる事を苦手とする為、他人へも深く踏み込まないが故に一線を置いた様に見え、控え目な人と言われる事も。根は世話好きで下級生の面倒もよく見る上、確りしなければという気持ちからか少々大人びている。然し一度崩れた内面は脆く、気丈に振舞っていてもなかなか立ち直る事が出来ない質。普段は確固たる自分を持ち、過信しない程度に自信があるからこそ崩れた時は落ち込みも大きい。幼い頃から変わらぬ気質故に苦労もあったが、現在では立ち直る術も理解している。努力型の天才。
容姿：背中が隠れる程の射干玉の髪を下ろし、眉下で切り揃えられた前髪から覗くは紅玉色の瞳。真っ直ぐで柔らかな毛質の髪は雨や湿気でふんわりと癖がつく程で、艶やかな紅玉色の瞳は切れ長の吊り目。口調や性格とは不釣り合いな冷淡な顔立ちをしており、本人も初対面で怯えられる事もあると気にしている。表情が無ければ幾許か大人びて見えるものの、目を細めて笑うと些か幼く柔らかい印象が。体型は細身ですらりとした手足をしており、肌が白い分髪や瞳が印象深く見える。黒のセーラー服に薄手の黒いタイツ姿が多く、服のスカーフも黒い。身長は160cm。にっ、と笑った時に鋭い八重歯が覗き、本人曰くチャームポイントとのこと。両耳に紅玉色のピアス、首には黒いチョーカー、右手中指にシルバーの細身の指輪を着用。
属性：闇属性
能力：主に自身の血液を操る（指を噛む、何かで身体を傷付けるなどして流した自身の血液に魔力を流し、硬化させたり鞭や縄の様にしならせたり出来る。攻撃の際は岩をも砕き、鉄板に穴を開ける程の威力があるが、鞭や縄の様に叩いたり捕縛したりも可能。但し血の流し過ぎは貧血になる為、一定の量や距離でしか扱えないのが難点。自身の血液ならば自身の身体から離れても、流した魔力が尽きるまでは効果が持続する。）
備考：生まれ付きの容姿故に親戚間を盥回しにされ、子供が居なかった老夫婦に引き取られる。学校には行けなかったものの家事手伝いをしながら仲良く暮らしていたが、何時までも世話になる訳にはいかない上に高齢の老夫婦の身を案じて13歳になる年の春に漣魔術学園に入学。初めは能力も確立せず魔力も弱かったがコントロールだけは上手く、4年の夏には能力が確立しAランクまで上り詰める。6年生になると共にSランクに上がり、魔力も大分安定して来た。最大魔力が10とするとピアスは1（両耳の為2）、チョーカーは1、指輪は2という割合で制御しており、強さ的に言えばピアスでも充分だが無闇に誰かを傷付けたくないという理由で半分は制御している。
名前が苗字と言ってもおかしくない為、呼ばれ方は様々。一人称は私。基本的には誰に対しても丁寧な話し方。甘いものや小動物が好きと女性らしい好みもあるが、本人はあまり言いたがらない。
描写：



此処に来て六年も経てば随分と見慣れる景色だけど…、何時見ても人間とは違って気味が悪いのよね、コレ。
（　擬似戦闘ルームにて数体の黒い人形を見遣り、ぽつりと呟けば眉間に皺を寄せ。生きている人間とは異なりゾンビの様な動きで此方に迫る様は些か受け入れ難く、指先を噛むと無心で人形に突き刺して。　）
───にしても、身体は鈍ってるみたいね。試験の結果も芳しく無かったし…、もう少し頑張らないと。