困った事に俺もだ。…でも、きみが居るなら眠気が来るまで退屈せずに済むな。 ( 此方の気配を感じて振り向いた彼と視線が合えばその問いに苦笑を洩らし、そう口にすると隣に腰掛けて。顔だけ其方へ視線遣れば少し夜風に当たるのつもりだったが朝に支障が来さぬ程度に眠れるまで話し相手に付き合ってもらおうという魂胆で言葉を紡いで口元に弧を描き )