町外れにあるは、臆病店主の喫茶店。3L、随時募集

>>友里恵

良い匂いするよ。今度彼を部屋に誘う時にでも使って。
(暫く時間を開けていた為幾らかの進展は期待していたのだが、相も変わらずな状況であるらしいと分かれば微笑ましさに思わず目尻が下がり。テーブルに頬杖をついて差し出したキャンドルに嬉々と輝く表情を眺めては、自然と心が癒されるのを感じながら茶化すような言葉を掛け。そこへ投げ掛けられた問いに目を細めて微笑むと「ちょっと綺麗な景色見たくなってね、色んなとこ回って来たよ。海外も行ったし。それは海外の雑貨屋さんにあって、一目惚れしちゃったから買ってきたんだー。友里恵に似合うな、と思って。」相手の持つキャンドルを指差しながらそれとの馴れ初めを説明するとへら、と頬を緩ませ)


>>千尋

正確に言うと冗談じゃないけど、こういう時って冗談って言っといた方が平和的に解決するでしょ?
(良くも悪くも全ての発言を真に受けられると思わず笑みが零れ、自らの素直な心境を吐露するとわざとらしく大袈裟に首を傾げて見せ。「…うわぁ、凄いね。上手くはないけど美味しそう。」漸く見せてもらえたノートを眺めて包み隠さず感想を告げながら、所々にある走り書きやらケーキのデザインを興味津々に見詰め。問い掛けに対し「最近はミルクレープにハマってるんだよねぇ。でもあれなんかワンパターンだから、ちょっと手ぇ加えたら珍しいし良いんじゃないかな。ま、俺ケーキ作りとか全然分かんないし適当な事しか言えないんだけどさ。」具体的な提案はできないにしても以前より抱いていたちょっとした願望を口にすると、相手の頭を撫でながら頬を緩め)


>>鞠

……どっちが本心か分かんないね。現に俺は今こうやって翻弄されてるわけだし。
(何の気無しに告げられた冗談だったのだとしても不意を突かれたように目を見開いてしまい、そんな自らにほんの少しの気恥ずかしさがあれば照れ隠し宛らに肩を竦めてへらへらと笑い。「そっか。じゃあ約束通り大事にしてね。」宥められれば簡単に破顔して頷き「それにしても、世の男は見る目が無いねぇ。それか揃いも揃って度胸が無いのかなぁ、情けない。こんな美人早々居ないのに。」決して冗談のつもりはなく、心からの嘆きを口にすると眉を下げて溜息交じりに呟き)


>>陸

おっ、遊佐陸になっちゃう?全然いーよ、滅茶苦茶可愛がるよ俺。
(擽ったがる姿にすら心が和みでれでれと頬を緩ませていたが、次いで告げられた言葉には手を止めて瞬時に目を輝かせ。再度を下ろしたカウンターから若干相手の方へ重心を傾けながら、浮かれた声ではしゃぎ。「ん、全然思ってた。すげぇ不器用そうだし。」問い掛けに躊躇い無く頷くと思っていたままを素直に告げて。予想通り良い反応を見せてもらえると充足感に満たされながら「あー、うん。頭外れるよ。小物入れになる。」問い掛けに対し“動く”とはまた違った意味合いの形態変化が可能であることを告げ)


>>カイ

だってそんな若く見えるなんて早々言われないからさぁ。精神年齢は何処までも低く見られるけど。(図星を言い当てられ頬を掻くと、肩を揺らして笑いながら軽い自虐と込めて付け足し。「んーん、今は居ないよ。」問い掛けにゆるゆると首を左右に振って答え)