外岡 直 2017-06-04 02:34:28 |
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>>鞠
口説かれてるって自覚は無いんだ?俺もまだまだだなぁ。
(ハート形まで差し出したのだから少しは分かってくれている物だと思っていたのだが、相手にそのつもりは一切無いようで。これはいくらアプローチしても欠片も靡いてもらえないわけだ、と今更納得しながら肩を竦めて見せ。「…及第点だよ。俺が鞠を口説いてる事にも気づいてないでしょ。」こんな事で逐一機嫌を損ねる程情動が激しいわけではないのだが、ほんの気紛れに拗ねたふりをしてみる気分になり。頬杖をついた顔を逸らし相手から背けると、眉を寄せて唇をつんと尖らせぼそぼそと低い声で呟き)
>>直
つれないなぁ。まだお客様と店長さんの関係なわけ?
(冷静なツッコミに肩を揺らして笑っていたのも束の間、改めて“お客様”と言われるとあからさまに距離を置かれてしまったような気分になり、眉を下げて溜息交じりに問い掛け。果たして褒められているのか貶されているのかどちらともつかない言葉ではあるが、尊敬している、と素直に言われて悪い気分になるはずは無く。しかし如何せんそれに当て嵌まっているのは相手の方のような気がし「俺よりも直の方がそういう力あるんじゃない?っていうか、きっと直は人を惹き付ける何かがあるんだよ。此処のバイトの子も常連さんも良い人ばっかりだし、直が魅力的だからそういう人が周りに集まって来るんじゃないの。」知らず知らずのうちに言葉は口から滑り出て、つい長々と話してしまっている事に気付かず穏やかに微笑み。鼻腔を擽る純粋なコーヒーの香りに目を細め「あー、たまには良いね。やっぱ直コーヒー淹れるの上手いんだ。」何処か茶化すような口調で告げては早速砂糖を次々に入れていき)
>>初
えー…綺麗、かな。初めて言われたから、どういう反応したら良いのか分かんないや。
(ほんのさらりと掛けられた些細な褒め言葉は、今まで誰からも告げられた事の無い類の物で。どうもこういった経験の無い事に対する耐性はあまり持ち合わせていないようで、困惑を素直に吐露しながらも緩みはにかんだ表情は言葉より如実に心情を表していて。「…ていうか、方言?良いね、そういうの。」それよりも先程から屡々相手の言葉に聞き慣れない響きが含まれているのが気になっており、首を傾げて問い掛けてからへらっと表情を綻ばせ。相手の素直な表情に見入ってしまいながらも片頬にのみできた笑窪を見ると「…笑窪、可愛い。」つん、とそこを軽く指先でつついて)
>>結衣
おーおー、学生って感じだねぇ。
(ふらりと店に入って来た時、カウンターに相手の姿を見付けると其方に歩み寄り。どうやら頭を悩ませているようだと分かれば邪魔をしないよう慎重に近づくも、後ろから手元を覗き込んで見ればそこにあったのは正に学生の苦の象徴とも言えよう問題集で。思わず眉を顰めると、つい口を出してしまい)
(/初めまして、早速声を掛けさせて頂きました!!何卒よろしくお願い致します!!)
>>陸
…かぁわいいなぁ陸はー!!
(言葉を紡ぐ相手の様子を眺めているうち、どんどん此方の頬が緩んでいくのを感じており。ついには耐え切れず相手の言葉が途切れると同時に立ち上がると、再びカウンター越しに相手の方へ手を伸ばしわしゃわしゃと頭を撫で回して。期待に胸を躍らせながら待っていると、然程時間も経たず出されたケーキに目を瞠り。失礼ながらあまり器用なイメージの無かった相手の手でこの完成度のケーキが作られたのかと思うと感動にも近い感情が湧きあがり「うっそマジで?陸が作ったわけ?」その驚きを露わに目を輝かせ。相手の表情を見ていると己の思う大阪の魅力を押し付ける気にもなれず、ただ微笑まし気に目を細めており。「んぁ、そうそう。開けてみ。」中身は何とも不思議なブリキでできたコケシ人形であり、こういった可笑しなものを相手が喜ぶか否かどちらとも予想できないながら、半ば冗談のつもりでのチョイスで。既に相手の反応を様々に想像しにやけてしまい、ただ無言で見詰め)
(/いえいえ、お気になさらず!!此方もすっかり忘れてしまっていたので、付け足して頂けてありがたかったです…!!)
>>カイ
えー、ほんとに?(照れ臭そうにはにかみ)俺そんな若く見えるかなー…結構嬉しい、ありがと。(首を傾げるも嬉しさに頬を緩ませて礼を述べ)
>>雪之丞
え、なに?次のお話の犯人?
(店員から保冷剤を受け取ると、それを手に相手を振り返り。丁度その時独り言に近い相手の呟きが聞こえると、まるで見当違いな予想を口にしながら正面の席に座り。呼び鈴によって駆け付けた店員が床のコーヒーを拭き取ってくれている所に礼を述べながら、相手の赤くなった手を包み込むように保冷剤を当て「夢中になっちゃうんだろうけどさ、気を付けないとだめだよ。手ぇ使えなくなったら困るでしょ。火傷は放っておいたら後々大変なんだからね。あと何回も言ってるけどいい加減前髪切んなって。」時々保冷剤を離し状態を確認しつつ冷やす傍ら、眉を寄せてくどくどと説教を述べ。かと思えば不意に其方へ片手を伸ばし、ひらりと指先で軽く相手の前髪を退かすと瞳を覗き込むような角度に首を傾げて。その表情からは既に気難しさは消えており、口角を上げた悪戯な笑みを浮かべながら以前より散々口にしている自らの願望を付け足し)
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