妖禍討ち【恋愛、戦闘、シリアス、ほのぼの/和風SF/初心者、途中参加歓迎/人数制限有り】

「我々に危害を加えるというのならば、我々も反撃せざるを得ないが？」
「中立というのはどちらの味方でもないということだよ。決して諸君らの仲間だと言ってるわけではない。」

【名前】大和
【本名】オケアノス
【異名】艦隊旗艦、幽霊戦艦（鬼神）
【性別】女性？
【年齢】不明

【性格】自分とそれに連なる群れにしか興味がない合理主義者であり、「敵対する理由がない」ため人類に手出しはせず、「味方する義理もない」ため他の鬼神とも距離をおいている中立派の鬼神。危害を加えない限りは自分から手出しはしないが、ほんの少しでも敵対行動を見せれば、即座に反撃を行う。

【容姿】
【通常態】
身長206cmという長身、体重は550kgというとてつもない重量を持つが、その体はスラリとした細身の体型をしている。頭髪は足首に到達するほど長く、先端に向かうに連れ銀鼠色にグラデーションがかかっている。瞳は緋色の三つ巴の文様になっている重瞳で普段は閉じられているため確認できない。厚い生地でできているであろう軍服の上からでも見て取れるほどに女性的な体型をしている。服装は西暦1930年台の帝国海軍の軍服に酷似しているがその色は乾いた血液のような赤みがかった黒で同色の軍帽を常に着用している。胸元には砕けた勲章が下げられている。肩には軍装仕様のロングコートを羽織っている。黒い手袋を嵌めており、足元はハイヒール仕様の軍靴となっている。

【戦闘態】
肘、膝から下を装甲で覆い、背中からアームで接続された防壁仕様の九六式二十五粍三連装高角機銃に酷似した砲塔が2基接続されている。前腕部の装甲は薬室を持っており、後述の51cm砲の砲弾を射出するエネルギーをそのまま殴るためのエネルギーとして使用可能。脚部にはその反動を抑えるためのアンカーが仕込まれている。


【使用武器】
超弩級戦艦係留碇
【本体】を係留するために使用している重量20トンに及ぶ巨大な碇。単純な質量を圧倒的な膂力で振り抜くという非常に単純な破壊力を持つ。本体の持つ数百万馬力のパワーで振り回されるため、その攻撃は残像が視認できるほどに素早く、起動も自在である。単純な破壊力であるがゆえに避ける以外の防御法が事実上存在しない。

主砲炸薬拳
戦闘態の前腕に装備されている巨大な装甲の腕。【本体】の51cm主砲の炸薬を利用した圧倒的な破壊力を持つ拳。1トンを超える質量を音速で射出する事のできる炸薬はその拳に凄まじい破壊力をもたせることができる。


【能力（本体）】
幽霊戦艦大和
大和型戦艦と酷使した形状を持つ超大型戦艦の形状の鬼神であり、大和（オケアノス）の本体。 大和型戦艦と酷使してはいるが、その船体は300mを超えており、本来の大和型よりも一回り大きい。武装も大型化、強化、増設されており、主砲は46cmから51cm口径になっており、副砲も15.5cmから20.3cmとなっている。また、後部にはミサイルハッチが存在し、艦首には魚雷発射管も見て取れる。また、艦体が展開し、内蔵された無数の兵器を露出させることができる。その攻撃力は凄まじく、実体弾だけでなく瘴気を纏ったレーザー砲のようなものまで射出することが可能。装甲も非常に厚く、回復能力も相まって凄まじい耐久性を持ち、緋魂石を使用しない通常の兵器ではダメージを与えることすら不可能であることは当然として、緋魂石の砲弾でもよほどの大口径砲でない限りその走行を貫いて内部にダメージを与えることは困難を極める。

侵食式呪怨液
オケアノスが持つ呪怨液で、自身の周囲5kmの直接接触している液体を呪怨液へと変換する。この呪怨液のせいで本体が守護している沖ノ鳥島付近の海域は接近することすら困難な大妖怪と妖怪が跋扈する侵食海域と化している。なお範囲外に出れば液体は元の液体へと戻る。

備考:
沖ノ鳥島に存在する幽門扉を守護している中立派鬼神で、圧倒的な戦闘能力は文句なしの天災級、攻略難易度の高さを含めれば三指に入るほどの強敵。もともとは帆船の姿をしていた。巨大過ぎる本体ではそうそう身動きがとれないため人形の分身体を使役して情報収集等を行っているうちに人間の使用している兵器を参考に無数の妖怪を取り込むことにより自身を強化し、現在では巨大な戦艦の姿をしている。服装もそれに伴い軍服にしたらしい。幻冬戦争では沖ノ鳥島周辺の主語のみを徹底して行っており、攻撃しなければ反撃もしない性質も相まって監視だけされており、直接的に関わってはいない。現在は意図は不明だが分身体は日本に上陸することはあるが、本体は沖ノ鳥島の【泊地】から動こうとしない。少なくとも、現時点では。

普段から複数の半魚人に似た妖怪を従えており、それらが壊滅するまで本人は指揮に徹底している。直接戦闘を行うと余波でいともたやすく同胞が散ってしまうためである。圧倒的なパワーと重装甲、それを支える四肢はそのパワーを生み出す瞬発力により、見ためにそぐわない機動力を生み出す。弱点としては大柄であるがゆえに小回りがきかず、懐に潜り込まれると対抗手段が少ないことにある。

本体は無数の帆船、もしくは軍艦形式の幽霊船と呼ばれる部類の大妖怪を従えており、呪怨液の海域を縄張りとしていることも相まって難攻不落の要塞の様相を呈している。砲弾の雨あられを乗り越え船体に取り付くことができれば幽霊船の撃破も可能だが、内部には半魚人や海坊主のような妖怪が兵士として乗り込んでいる。幽霊船と比べて戦闘能力は低く、比較的突破が容易であるため、船体へと取り付くまでが勝負と言える。しかし旗艦である大和には分身体が乗艦しているため、一筋縄ではいかない。


((＞8のものです。改めて参加希望させていただきます。