466の人 2017-02-02 22:55:19 |
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え…それって…、(相手の口から零れた思いがけない言葉に瞬き、胸を高鳴らせる。嫌じゃない、とは聞いたが、もっとしていたい、だなんて。自惚れてしまいそうになる自分に落ち着けと言い聞かせながら、座り込んでしまう相手の前に屈み。恥ずかしそうに顔を隠す様子が愛しくて、ドクンと鼓動がはねる。─彼の顔が見たい、見てしまったらもう引き返せなくなりそうだけれど。鼓動が速まる。そっと髪に触れると、僅かに掠れた声をかけて)
…ねぇ、昴。顔上げて。昴の顔が見たいんだ。
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