主 2017-01-16 01:20:26 |
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>那智
ふふ、ちょっと分かる気がするわ。夏の暑さから一段落して、慌ただしかった日々が遠い昔のように感じたり、穏やかな風にほっと一息ついて美味しいものを食べたり……私も秋は好きよ。一緒ね(秋に対する相手の感性や新たな一面を知れ、どこか嬉しそうにその姿に目尻を緩め。共通点を見出だしては頷き返し)へぇ、スパーク花火って言うのね、初めて知ったわ。華やかで綺麗よね、それ。私は……この、色の変わる花火にしようかしら。色んな一面があって見ていて飽きない所が、ちょっと那智くんに似ている気がするのよね(手持ち花火の名前にはあまり注目せず、何気なくこれまで遊んでいれば、相手の選んだ花火に視線を注ぎ。自分が問われれば、変色花火を。拗ねる顔や子供っぽい可愛らしさも、時に男性的な格好良さに胸が騒ぐ時もある相手の姿と重ねつつ最初の一本を選び。花火の先をゆっくりと蝋燭の炎へと寄せ)……あぁ、やっぱり綺麗ね。打ち上げ花火もいいけれど、こうして那智くんと二人きりで過ごす花火もいいものね(炎が燃え移り着火すれば、街灯と月明かりが照らす公園に鮮やかな火花が。赤や青、緑と瞬く間に姿を変え弾ける様を瞳に映し。賑やかなお祭りで無くとも、相手と過ごせる時間であれば何処か輝いて感じる。静かな夜も二人なら楽しい、と仄かに赤く染めた頬を持ち上げ微笑み)
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