▷◀︎ 2016-12-26 23:06:48 |
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運命……ですか。確かに。
この短期間でここまで会えてしまうのは、もはや因縁でしょう。
( 奇跡に近い偶然を運命と宣う彼女には素直に頷いて同意を示し。詩的な表現を口にするものだと思いつつ、偶然では片付けられないほどの頻度で出会えてしまうのは事実だ。前世で敵同士だったに違いないと柄にもない考えが頭をよぎり。かちりと音を立てながら前方、小柄な女性にサーベルを構えて。殺しをしたとは思えないほどに穏やか、いや、奇妙にだろうか、口元を緩ませる相手は、いつ見ても理解ができない。眉間に小さな皺を寄せ、静かに血腥い空気を吸い込み、そのまま胃の中まで吐き出してしまいそうな気がわくが、無理やり押し込んで。初めて出会ったのも同じような現場だったなと、ふと思うと、その時から感じていた疑問がまた沸き起こった。相手の濃い目の色をまっすぐ見据えながら、ゆっくりと口を開くと、静寂の中に低く無駄に通る声が響いて
貴女はなぜ、このようなことをなさるのですか。
(/ 新生活お疲れ様です。此方も学業が少々立て込んでしまいましてこんなにも遅れてしまいました、すみません。これからの展開、了解しました。ゆっくり気長に出来たら嬉しいです。同棲(仮)までの道のりが待ち遠しくてワクワクしております。 )
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