東雲 颯士 2016-09-25 17:52:15 |
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>哲
そっか。
(父親が大事だと言う相手の優しさに微笑みながら、「哲のさ、好きな事とかやりたいことをまずはお父さんに話してみたら?継ぐか継がないかはきっとすぐに決まる話じゃないだろうから、少しずつ。お父さんも待ってるんじゃないのかな、哲が話してくれるの。哲がお父さんを思っているのと同じように、きっと哲のことも思ってくれてるよ。だって哲のお父さんだもん。」と静かな口調のまま続け)
俺のね、今の父親は血が繋がってないんだ。本当の親父はとっくに亡くなってる。話したいこととか将来のこととか、いっぱい語りたかったけど、やっぱりこればっかりはどうしようもないよね。
(弱っている相手に話すのを少し躊躇ったが、様子を見ながらぽつりぽつりと呟いて「俺は、哲に後悔して欲しくないんだ。でも、無理もして欲しくない。俺でよければいつでも肩貸すし、ね?」と相手の頭を優しく撫でて)
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