英国人 2016-08-31 22:46:19 |
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( >>83/フルカス )
嫌でも耳に入ってくるからな。
(長く生きてきて頭の中に入ってくる情報は数え切れない程でどうでもいい事から大切なことまで覚えておくのは気まぐれにも近いがそれでも無駄に覚えてしまうもので、それについては相手のことも知らない訳では無い。掌についた汚れを払いつつ上記呟いて、毎度花を送られるのかと思うと僅かに眉間へ皺を寄せて紡がれた言葉には小さく笑い)
人間の強欲さを思い知るのには良い機会かもしれないな。末恐ろしいことよ……
(悪魔の恐ろしさと人間の恐ろしさは時折、悪魔のそれを上回る気もして長く生きてきたなかで何度か背筋を這う寒気に出会ったこともあった訳で、それはそれで面白さもあったわけだが、上記少し遠くを見つめながら去っていく相手の後ろ姿を見送りさてこちらも帰ろうかと踵を返したとき、少し前から感じていた気配はやはり。人間のもの、まだ幼さの残る少女はこんな森に何をしに来たのか、手元を見ると籠を持っており何かを摘みにきたらしい、怯えた様子でこちらを見上げてくるのを目元を細めては音もなく近付いて「…お前は賢そうだ。悪いが消えてもらおうか---」悲鳴が上がる前にまずは腕を落とし、素手でさえその棒切れのような細い腕は切り落とせるもので、何が起こったのか理解するまでに時間がかかっている様だが、その細い首筋に両手を持っていき“さようなら”と一言呟いては落とし、その亡骸を冷たい視線を落として)
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