鬼 2016-08-04 21:53:41 |
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>八千代
あれ、聞こえてたんだ
(確かに自分もそっち側の存在だけど、この暑さの中汗ひとつかかない彼はまた別枠。言われるままに縁側へ座ると、汗で額に張り付いた前髪を搔き上げて。何だかここに吹く風は少し涼しいような。
>夜鬼
ただの寝不足だよ
(何というか、胡散臭い程の明るい話口調やお節介加減に此方の毒気も抜ける。自分は鬼だと言って笑う彼はお兄さんじゃなくて鬼さんだった訳かぁ、なんて冗談は抜きにして、「行く訳ないじゃん」と不機嫌そうな顔を見せ。鬼はどうか知らないが獏に人間の食べ物は必要ないのだ、という種明かしはまだ早い
>>夜鬼
じゃあ決まりだ、食後の甘味は....
(食事の内容は決まったが食後の甘味はまだ決まっていない、ちらりと相手を見て甘味も奢りに含まれるのかと言いたげな目で見つめて。
「守りたい物なんて無いから割り切ることができない。....同法であれど顔など併せたことが無い。知らぬ顔が狩られようとも気にはならぬ筈なのにな。」相手とは違い自分達は仲間意識は無くただ何処かで存在を感じ合うだけ、仲間を思い泣く事は無いがやはり今まで感じられた気配が失われれば即座に気付いてしまうもので。
はぁ、と大きくため息を吐き息を吸いながら背筋を伸ばすと「食事の序に酒も呑もう」と一言添えて店に向かって歩き出し。)
>>獏
他と比べてちょいと耳がいいのでな。
(くふりと笑い今まで隠していた耳と尻尾を出現させて。
「少し待っていろ、冷たい飲み物を持ってくる」一言そう告げると奥に隠れ。
暫くすると盆に冷たい物麦茶の入った湯のみを乗せ奥から出てきて、そっと隣に盆を置き飲むように告げて。)
>八千代
狐、か(背中に揺れる尾は4本、その数なら天狐だったか、何だったか。どうにしろその高い妖力を隠して澄ました顔をしている彼は意地が悪い。そんな彼を横目で見ながら出された麦茶を一口に呷り
>>獏
君の種族は?当てっこするのも言いが今はそういう気分じゃない。
(自分の知識を探って相手の種族を当てても良いし脅して吐かせても良い、けれど相手にそんな事をする必要も何も無くぱた、ぱた、と床に尻尾を叩きつけながら相手に質問を投げかけて。
自分で持ってきた麦茶をこくりと一口飲み相手からの返答を待って。)
>八千代
獏だよ、夢食うっていうあれ
(遠くの木々が風に葉を揺らすのをぼんやりと瞳に映したまま、まるで他人事の様に呟いて。今思えば人の夢を食糧に生き永らえるというのも滑稽だ、下手な三文小説家でもそんな設定思いつかない
>>獏
夢を、....あぁ、夢ってのは美味しいのか?
(人の食べ物や自然の恵みを食べて生きていた自分としては夢なんて食べた事があるはずも無くどんな味なのか気になり興味本位で尋ねてみて。
狐の特徴が目に見えてわかる自分と獏の特徴が分かりにくい相手、同じ獣の妖であるのにこうも違うのか、そんな事をしみじみ考えて。)
>八千代
…色々、毎回違う(少しだけ返答に迷った沈黙の後の結論は抽象的。幸福感、絶望、焦り、安堵、退屈、味ではなく感覚が風味となって捕食者の脳髄を侵す、これをどう形容すればいいと言うのだ。「まぁ、悪くない」 どっち付かずの言葉で取り纏めて、これで満足? とでも言いたげに彼を冷ややかに見やり
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