一松 2016-02-26 22:49:07 |
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あんれま、随分とかわいー顔してくれちゃって…ご褒美もらえるのそんなに嬉しい?( 目細めふっ/凄く楽しい長男 )えぇー、そこは照れろよー!お兄ちゃんのこと愛してるっていえよー( 頬擦り/←駄々っ子かよ )
(家族の表情を見ればわかると悪魔に指摘され、後ろを振り返る前に喉に冷たい感触が伝わる。慌て始めるトド松の声を聞きながら微動だにせずに視線のみ自身の首元へ向ければ見覚えのある鎌が向けられていて、予想外の行動に呆気にとられる。愛しい主、気持ちも意味も空っぽな言葉を投げかけられた、愛する弟に。悪魔に憑りつかれた人は皆悪魔を崇めて愛していると口にする、憎いという人も多いが騙されていることには変わりない筈だ。「一松、目を覚ましてくれ!…アイツは俺らの敵なんだ、人を誘惑して平気で騙す…悪魔に憑りつかれた人々をお前も見てきただろう」使い魔に敵視されては自分に攻撃するすべはない、一生懸命説得をするが裏切られたと感じてしまう自分がいて、見限られた気分がぬぐえず声が震える。宙に浮いて自分らを見る悪魔の表情と俺にカマを向ける死神の表情を見ていると何故か自分が悪役にすり替わっているような感覚に襲われて、無意識に胸元の十字架に触れてしまって。へらへら笑っていた声とは違う、真剣さと必死さを織り交ぜた声で「もう諦めろって。そこの亡霊さんは戦意消失してるし……お前も頭では理解できてんだろ、…一松はもう俺のもんだから」という悪魔にかける言葉を失う。/クソ長男は怖くない!それに…せ、せがんでもないぞ?俺はいつでも格好いい次男さ( キリッ/冷や汗ダラリ←ん? )…と、いうかな…この神父役の俺の事なんだが、ヤンデレ展開だと鬱エンド、ブラコン展開だとギャグエンド、片想いに気づく展開だとおそ一パッピーエンド……俺モブ扱い!?( 頭抱え/気づくの遅い )
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