一松 2016-02-26 22:49:07 |
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……え?『してほしい』?…こういうときはどうやってお願いするんだっけ?( ジトリ/ん? )えっ!まじで!?背後さんさんきゅ!!( ちゅっちゅっ/←おい )…でもお兄ちゃん、愛してるは一松に言われたかったな~( ちらっ )
(熱い、痛い、…生憎だが治癒が優れているわけでもない俺はただ痛みに耐えるだけ。とはいっても全身にかけられていないのでこれくらい平気だったりする。大量にかけられたのが左側でよかったと息を吐き出して状況を整理しようと周りを見ると、見落としていたみたいで、神父の背後には亡霊らしきものもいたらしく、嘲笑うかのようこちらを見下している。来るなと拒絶された神父は、何を言われているかわからないみたいな顔をして「早とちり…気持ち…?ああ、わかった。お前は俺の大切な家族だ。…だからその悪魔から早く離れてくれ」とずっと手を差し出したままだ。家族かぁ…言われてみれば一松も神父も亡霊も似たような顔をしていて、亡霊の方も憎たらしい笑みを向けてはいるものの、瞳では一松を心配しているようにもとれる。「一松…俺もうだいじょうぶだから…」へらりと笑って爛れていない右手で頭を撫でると離してくれと言葉を続ける。今まで我慢していたのだろうか、穏やかそうな声ガラ一変し「…ッ、一松に触るな」と切羽詰まった神父の声は俺なんかよりも低く恐怖感すら抱かせる迫力で、この場の空気が一気に静まり返る。/…トド松、ありがとな( なでなで ))
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