宗教松 (非募)

ち､ちが…っ､後悔なんか…してない（必死に首ぶんぶんっ､）…大丈夫。僕はアイツに何言われようが心ときめくことなんてこれっぽっちも…というか絶対ありえないから。安心して兄さん（　ちゅっ､　/どーいう意味…？（じとっ←）ん､頑張れ。俺も猫カフェで働いて金稼ぐから。…兄さんってどういうとこで働きたいとかあんの…？（肩ぽす､バイブルじー）

（緩やかに扉が閉まる瞬間を見届け鍵が閉まる音で視線を元に戻し相手にエスコートされるがまま辺りを見渡してみる。今迄のギャグ方向が嘘だったのか寝室に入った時には､部屋全体の雰囲気と相手ですらガラリと空気も何もかも一変したことは鈍感な己でも分かってしまう程。経験したことのない雰囲気の中で鳴りやまぬ心臓の高鳴りに空いた手でシャツを握り落ち着け､落ち着けと心中で葛藤をしながら心の準備をしているといつの間にやらベッド前。ﾊﾟｯと顔を上げ相手を見上げカーテンが閉まる音で受け止めなければならないと。心拍数はまだあるものの今迄の緊張が嘘だったかのように途切れ糸が切れたように力無くベッドへと腰を下ろし此方へ歩み寄る相手に両手を広げ甘えてきてでも言うように「……ん､それ…気になってたから話してほしいかも」と/…あー…うん､本人が分からないんならそれでいいよ。ウン（　視線ススｯ　/　説明しても理解してくれないだろうと諦めチョロリン)…それはどうかと思うけど…え､長兄一だよね､それ。これまたマイナーなＣＰ出してくるね…。そりゃ…兄さん独占欲凄いもん)