>>摩央さん そう (ボクも愛してる。恥ずかしげもなくそう言うと横目に摩央を見て笑った。悪魔の甘言、そうとしか思えないけれど、それでもボクのことを好きでいてくれる人を嫌いになるわけがない。ワンピースの裾を直しながら、ここまでボクに尽くしてくれる彼にボクはそれだけの価値があるのだろうかとぼんやりと思って、考えることをやめた。ねえ、お腹減った。と脈略もないことを言って)