匿名さん 2015-12-09 00:13:03 |
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葵:…竜胆は、生き返りたいなんて思った事は、ある?
(たとえ霊体でも抱きしめられているということはわかり竜胆に胸に収まったまま静かに問いかけて)
竜胆:ない、といえば嘘になる。お前が苦しい時、傍に居ると約束したのに一番大切なときに俺は傍に居てやれなかった。
(葵を抱きしめながら正直に思ったことを素直に口にするが「だが、それはもう俺の役目ではない。あいつの役目だ。」そっと名残惜しそうに葵から離れると竜胆の花を模した制御装置にそっと口付けて)
葵:…貴方ならそういうと思っていたわ、少しでも貴方と話せて良かった。
(制御装置に口付けられて竜胆に触れようとするが霊体ということをわかっているため触れずに、にこりと写真に写っていた表情で竜胆に笑いかけて)
竜胆:これだけは忘れないで居てほしい。俺はいつでもお前を見守っている、だからあいつと幸せになれ。
(己に笑いかける葵の思いを受け止めるように言葉を静かに聴いた後、一歩葵から離れるようにあとづさると「愛している、葵。」と愛おしい者をみるような表情で愛の言葉を紡ぐとふっと跡形もなく消え去り)
葵:…私も、愛しているわ。
(純粋な愛情にぽたりと自然と嬉し涙が頬をつたい、ごしごしと心配をかけぬように涙を拭ってから宿の部屋へと戻り、寝静まった室内で起こさぬように静かに別途へと潜り込むと眠りについて)
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