三蔵:…渡すつもりはない。 (戸惑う葵をそっと抱きしめる、どんなことがあろうとも手放さない、奪わせないという気持ちを込めてそう呟く。「葵、戸惑う必要はない。ただ、俺に付いてきてくれるだけで良い」相手を離し、頬にキスをしてそう言うと、くるっと振り返り先ほど自爆した妖怪が居たところへ近づき「…やはり無事か…しかし、まさかあんな眉唾な話を信じて襲ってくる輩が居るとはな」落ちている有天経文を拾い上げ、懐に仕舞って)