……不吉なことは言うもんじゃないな……ちっ…! (何事もなければ、そう言っていた時から二時間ほど経った今。「神隠し」をしていた妖怪を見つけて戦闘に入るも、それは相手の作戦で。幻術にかけられて葵と離れてしまい一人で敵と交戦中で。魔戒天浄を放つ余裕もなくジリジリと追い込まれていて。無駄口を叩く余裕もそろそろ無くなってきた。一発、二発、銃声が響くも肉に当たる音は聞こえず)