加州清光 2015-11-15 21:35:33 |
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―っ、ん゛~…。いっせーのーでー……はっ!
(いつものように相手の隣で心地よい寝息をたてていたものの、前夜から明日は池田屋への出陣だと軽く気を張っていたのか普段よりも幾眠りが浅かったようで、今朝は朝の光を顔に受けるなり自分の掛け声と共に勢いよく半身を起こして。一度大きな欠伸を零したあと、隣にいる相手の寝顔をぼんやりと見つめては 「池田屋、の……日か」と改めて頭の中で整理するように一人呟いて)
(/ありがとうございます!!(;▽;)
池田屋出陣日の朝まで何となく飛ばさせていただきました。よろしくお願い致します…!( ¨̮ ))
…ふぁあ、……おはよー…。
(相手とは裏腹に普段と何ら変わらない安眠具合で目を覚ますと、欠伸混じりに声をかけつつ既に身体を起こしていた相手を寝惚け眼で見上げて。軽く目を擦りながらもゆっくりと起き上がれば、両腕を持ち上げて大きく伸びをしてから障子を少し開けて射し込む陽の光に目を細め。のんびりとした口調で「晴れて良かったー……って、過去に飛ぶわけだし関係ないか」と零せば、そのまま布団から這い出て箪笥から二人分の着替えを用意して。)
(/ ありがとうございます!
かしこまりました〜、それでは失礼いたします…! )
……ははっ、そうだな! いつも通りの朝で、いつも通りの出陣日だ!
(自分が気にしていただけにあっけらかんとした様子の相手には思わずきょとんとしてしまうも、一気に肩の力が抜ければ堪らず小さく笑い出し、気合を入れるように立ち上がって思い切り背を伸ばし。さっさと布団を片付けてしまえば、着替えを用意する相手の背に飛びつき「おはようっ、清光~!」といつもの元気さを取り戻した挨拶を交わして)
(/ではでは、こちらも失礼致します~( ¨̮ )( ¨̮ ))
わっ……ちょっとなーに?朝から元気なんだから。
(いきなり飛びつかれればさすがに驚いた様子で苦笑混じりの言葉を返すも、向かい合って片腕で相手を抱き締め返すとそっと身体を離してその手に着替えを押し付けて。自分もすぐに寝間着を脱ぎ出すと、出陣を控えているため袴ではなくシャツやらベストやらに着替え始めて。着替えを終えた後2本のタオルを用意すれば、相手を振り返り「顔洗いに行こう」と洗面所へと促して。)
(/ 引っ込んだばかりですみません…!
一つお伺いし忘れていたのですが、この日までの間に長曽さんも顕現させたことにしてはいただけないでしょうか…?
どうせなら新選組+陸奥守の幕末組で出場したいなぁ、と思いまして! )
うむ! ―っと、そうだ。今日の出陣だが……どうする?
(受け取った着物を手早く身にまとっては、いつものように手を繋いで洗面所へ向かい早速顔を洗い始め。洗い終えた所で不意に顔を上げては、滴る水をそのままに緩く首を傾げ鏡越しに相手と視線を合わせ。それから手繰り寄せたタオルで顔を拭えば、「刀装の準備はもうできているし、午前か午後か、お前達の行きやすい方で良いんだが……」と続け、相手の方へ顔を向け)
(/了解です!
では顕現したということにして、その組み合わせでいくという流れにしましょう( ¨̮ ))
昼前から行って、さくっと片付けてきちゃおうかな。
(いつもと何ら変わりなくてきぱきと顔を洗い身支度を済ませていたものの、こちらの希望を聞かれれば少しだけ悩むそぶりを見せてから答えて。相手が心細い思いをすることがないようにできる限り日の高いうちに出陣を済ませたく、朝餉の席で他の面々にも了承をとろうと密かに考えを巡らせつつ洗濯機にタオルを入れ。)
そうか! では、今日の午後はゆっくり休めるな。
(相手も早く帰ってくるつもりなのだと分かれば無意識にも感じていた心苦しさが一気に軽くなり、ぱっと表情を和らげては思わず声を弾ませて。自分もいそいそと身支度を済ませては、いつものように相手の手を取り「さぁ、行くぞ」と笑みを携えつつ大部屋へと向かい)
(/かしこまりました(´∇`)
では、失礼致します~!)
うん、主とのんびりしたい。
(途端に明るくなった表情を見れば内心ほっとしつつ答えて、繋いだ手の指を絡ませては連れ立って大部屋へと歩いていき。戸を開け中に入るなり自分同様戦装束に身を包んだ安定が'出陣はいつになった?'と尋ねてくれば、「午前になりそう。朝餉しっかり食べなよねー」と言葉を返しながら配膳を手伝って。)
(/ は〜い、こちらも失礼します! )
―ではっ、いただきます!
(彼らのやりとりを楽しそうに聞きながら自らも配膳の手伝いを行った後、いつもの場所に腰を下ろして全員が揃うのを待ってから食前の挨拶を済ませ。それから大体を食べ終えた所で次第に今日の出陣についての話題が聞こえてくるようになれば、相手へと視線を送った後「……さて、皆も大体終わりそうだな。今日の出陣について説明するぞ!」と周りの注目を集めて)
…俺と安定、和泉守、堀川、長曽祢さん、陸奥守の六振りで出陣ね。
(相手が大まかな説明を終えると引き継ぐように言葉を続け。名前を呼んだ刀たちから了承の眼差しを受ければ、応えるようにこくりと一つ頷いてから真面目な面持ちで「午前のうちから行くけど、今回の時代は夜戦になるから。ちゃんと備えるように」と締め括り、確認の意を込めて相手をちらりと横目で見て。)
今回の出陣については清光に一任している。いつも通り、頑張ってこい!
(相手の視線を受け取れば、最後に出陣する面々に向かっていつもの晴れやかな笑みを向けて。その笑顔に周りが確かに頷くのを見て満足気に目を細めた後、再び食事に戻って残り僅かな料理を食べ進め、そのままあっという間に完食すれば「―ごちそうさまでした!」と、スパンと気持ちの良い手のひらの音を響かせ)
ご馳走様。…主、片付けお願いしてもいい?
(思いのほか晴れやかな表情を見せる相手に密かに安堵しつつ、こちらも両手を合わせて食後の挨拶を済ませると、空になった皿の数々を前に少し考えながら頼んで。壁の時計で時刻を確認した後、「その間に俺たちは出陣の支度済ませるから」と告げると、該当する刀たちと共にひと足先に立ち上がって大部屋を後にし。)
ん? あぁ、任せておけ!
(彼らの後ろ姿に手を振ると、皿を持っていそいそと厨へ向かい。
皿洗いを始めたのは良いものの、『池田屋に行く彼らはやろうと思えば歴史を変えることもできる』と、あるはずないと分かっていても、いざ出陣の時を迎えるとなるとどうしても考えてしまうもので。ぼんやりと皿洗いをしていた所不意に隣に並んだ薬研から “ あいつらが歴史を変える行動に出る……とか、思わないのか? ” と今正に考えていたことを聞かれれば、思わず動揺に皿を落としそうになるも、平静を保ちつつ「正直、万が一がないとは言いきれない。これは主として、考えておかなければいけないことだからな…」と苦笑混じりに零し)
…強いて言うなら、安定が心配かなー。
(いつもどおり振舞っていてもやはり自分にとって特別な出陣であることに変わりはないのか、普段より幾分早く支度を済ませると刀を手に廊下へと出て。ちょうどその時長曽祢と出くわせば、わずかな沈黙を破り'大丈夫か'と問う彼に少し言葉に迷いつつも茶化すような声音で返して。そんな自分の返答を誤魔化しと受け取ったのか、長曽祢が慌てた様子で'やはり隊長は俺が…'と提案しかけると、「大丈夫だって。心配性だなー…」と不貞腐れるふりをしながら玄関へと向かい。)
それに、その時代に関わる……特に清光と安定は、精神的な負担が大きい。
(一瞬表情を曇らせるも、今まで過ごしてきた中で彼らへの、特に相手への信頼は十分すぎるほどに感じており、すぐに穏やかな面持ちになれば
「だが、いずれ向き合わなければならないことだ。俺は、今のあいつらなら大丈夫だと信じている」と静かにも力強い口調で続ければ、最後ににこりと笑った見せて。その時廊下から相手の声が聞こえてくればパッと顔を向け、いそいそと最後の皿を洗い上げると「さてっ、そろそろ準備もできた頃だな! 見送りに行ってくる!」と厨を飛び出し門へと向かい)
皆揃ってる?……あ、主。
(靴を履き外へと出ると既に門の前に集まっていた他の面々に声をかけ、直後見送りに来た相手を振り返ると数歩ほどそちらに歩み寄り。無言で逡巡した後曇りのない真っ直ぐな眼差しで相手の双眸を見つめては、「俺の今の主は沖田くんでも前任でもない……千秋だから」とはっきりと宣言して。刀を握る左手に軽く力を込めれば、妖精に'池田屋'と告げて行き先を指定してから振り返らずに「信じて待ってて」とだけ残して光の中へ一歩踏み出し。)
―……行ってこい。
(出陣する相手に伝えたいことが沢山あったのか相手を前にするなり口を開こうとするも、相手の眼差しを受け取ればハッとしたように口を閉ざし。誰でもない自分だけが主だと言うその言葉の中に相手の想いを感じれば、こちらも真っ直ぐ相手を見つめつつ軽く拳に力を込めて。自分から出てきたのは一言、それ以上は語らずその後ろ姿が消えるまで目を逸らさずに見送り、その姿が完全に見えなくなればじんわりと温かくなる己の胸元を押さえるように握りしめ「 清光 」と静かに呟き落とし)
──…和泉守と堀川は外で待機。取りこぼしが無いように挟み撃ちにして。長曽祢さんは出入り口と階段付近を固めて、安定は……、
(時代に着くなり作戦を共有しながら池田屋へと移動するも、わずかな迷いの色を見せて口ごもると安定の横顔をちらりと盗み見て。その精神状態が読めず配置を考えあぐねていたものの、こちらの視線に気づいた彼に'もうあんな情けない真似はしないよ'と釘を刺されれば、以前彼の顕現直後に出陣した際、自分が大怪我を負うきっかけにもなった彼自身の行動を思い出して。当時とはまるで違う眼差しにひっそりと笑みを零せば、「…俺と一緒に来て」と同伴を頼み。)
まぁ……確かに清光がいないのは寂しく思うが、不安とは違う。
(相手が出陣した後自室に戻れば、手入れをする力を残しておくために極力体力を奪われることはせず、残っていた事務作業をするために机に向かい。その途中で乱がお茶を運んでくれば、それを手渡す際に “ なんだか随分落ち着いてるよね。もっと動揺するかと思ったけど……” と不思議そうに聞いてくれば、ふと笑みを零しつつお茶を受け取り。それから一口お茶を啜れば、その水面を見つめながら「あいつは信じろと言った……。その言葉だけで、十分だ」と落ち着いた声色のまま呟き)
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