n 2015-08-19 10:55:19 |
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>稲荷小金
んむ?………あぁ、稲荷ですか…別に何もしてませんよ?
(帰る途中に買ってきていた焼き菓子。それを頬張りながら歩いていた廊下。ここにいたって特に何もすることがないため、ぼーっとしたような表情でゆっくりと外を見ながら歩いていたがふ、とその足がとまり。ほんの少し昔、前の刀といて心の底から笑った場所。それを目にして過去の事を思いだし目をふせ、いつもの穏やかな微笑みとは違う、何かをまたは自分自身を嘲るような笑みを浮かべる。もういないものを追い求めるなんて馬鹿みたいだ、随分女々しいことだ、なんて自虐的なことを考えていると後ろから聞こえてきた元気な声。今の相棒である刀の彼。その明るい性格に、その存在自体にどれだけ救われただろうか。彼といた最初の頃は今とは違い、自分を責め続け随分荒れていたはずの自分に失望せずに諦めずに一緒に居てくれた相手。口にこそ出していないがかなり感謝し、段々依存しはじめていて。そんな自分に気づいているからこそ尚も相手を突き放すような冷たいことをいい。「貴方も、ずっと僕といる必要はないんです…どうぞ?好きに行動してください、必要な時は呼びますから」とだけいうと相手の方を向かず、再び歩き出して。)
(/返しにくいことなんてありません!あぁ、そういえば物語は紡がれるの方で紅葉くんと絡ませて頂いている桜緋の本体でございます、両トピに参加させていただいています。これからよろしくお願いいたしますね(´∀`))
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