優しきサディスト

雅さん…

早速呼ばせてもらいました。
雅って美しい名だわ。
Masteも嫌いじゃない。

まぁ、でもそんな非常識な輩は極僅か。
挨拶は常識的だからしない人の方が少ないわ。そういう輩を今までに何人か見たことあるってことを言いたかったの。

えー盲目？
んー……確かにそうかも。でも馬鈴薯には見えないわ。雅さん以外の男性になんて興味ないし。
ふふっ。やっぱり雅さんって面白い男性だわ。男爵とかメイクイーンとか馬鈴薯の品種名を挙げるなんて。やっぱり大好き。

フリ、だとしても私は嬉しい。
貴方に与えられたものが例え鞭、だったとしても私には飴だから。
嗚呼、何て素敵なのかしら。
想像しただけでもゾクゾクする。
優越感に浸っている雅さん……最高ですわ。どんな扱いされても、棄てられても私は貴方が好き。
鞭の方が多いって……ふぁ、蕩ける程最高。私が欲する言葉？甘い甘い甘い、脳が刺激される程甘ったるい言葉を欲している。
だけど……貴方が発する言葉全てが愛しいわ。
毒しか吐かない雅さんってやはり最高だわ。ゾクゾクして、かなり興奮してる。
だから雅さんを忘れられなくて、傍に居たくなる。

措置……か。
ねぇ、貴方以外の男性なんていらないんだけど。雅さんしかいらない。最初から雅さんしか視界に映ってないから。それ以外はシャットアウト。
正常……うん、私はまだ正常ね。
貴方に壊されたくてうずうずする。ドキドキして昂揚してる。嗚呼、興奮して胸が苦しいわ。貴方が欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい。

はぁ……雅さん酷いなぁ。
そんなものに興味なんてない。煙草だって嫌いなのに。雅には興味あるけど。大好きだから。
私、眠くなると頭が真っ白になって何も考えられなくなるの。寝落ち寸前は特に頭がふわふわしてしまうのよ。だから、違います！

ねぇ、雅さん。私、貴方のことがもっと知りたい。プライベートなことじゃないわ。
あ……でも少しだけプライベートなこと聞きたいなぁ。かなり興奮してしまうけど。