―― ×Lord and Butler× ――

いいや、来てもらうぞ
（相手の腕を掴めば相手の保護者が待っている部屋へと行き。「待たせてすまないな」と相手と一緒に部屋に入ると椅子に座っている保護者に声をかけて、自分は保護者の向かいのソファーに腰かけて足を組み

そんな……。
（顔も見たくない父親から逃げてきてもう二度と顔を見ることがないと思っていたのでその部屋に行き続くようにして入室すると本当に父親がいたので驚くと同時に相手のことだから調べるの容易いと思うのだがまだ自己紹介してもいないのでどうやって父親を捜し出したのか気になるが今は何も考えられず仕方無く父親の隣へ腰掛けて）
……何で父親をわざわざ呼んだんだよ。俺はコイツと話すことなんてない。

お前は誰の執事だ？俺の横に立て
(相手が保護者の隣に座るのを見れば相手にそう言って、足を組めば相手の保護者と話し始めて、相手が執事になっていることや何故ここにいるのかをコーヒーを飲みながら説明し

（完全に執事だった事を忘れていて相手の発言で思い出すとソファから立ち上がり相手の左隣へ移動してはそのまま立ち続け二人を交互に見詰めて）
……先程は失礼致しました。

で、俺はこいつが気に入った。だから、あんたの娘だろうが知らん。こいつは俺がもらう
(と何時もの傲慢な態度で相手の保護者に言えばいきなり相手の腕を掴んで自分の膝の上に乗せれば相手の頬に手を当てて「それ持って帰れ。こいつは俺のだ」茶色封筒を保護者に渡せば相手が自分のもであるという事を相手の保護者に見せつけるために相手の弱点である相手の耳を軽く舐め、甘噛みしているところを保護者に見せつけて

（急に膝上に座らされ驚くとそのまま見せ付けられるように弱い耳を弄られると顔が真っ赤となり甘噛みされると「ひぁっ！？」と敏感に反応示して甘い声を発してしまい。父親の前なのだが早く帰ってもらいたいので嫌々ながら己も相手に応えるように首へと両手を絡ませてから見せつける様に自らキスをして）
……主っ…耳は、弱いのにぃ…っ！

なんだ、弱点じゃなかったのか？
（クスクス笑いながら相手の耳を更に重点的に弄り続けてはチラッと相手の保護者に目をやるが怒っている様子であるが、気にせず更に見せつけるように相手の胸にも手を回して触り始め

（更に弱点の耳を重点的に刺激されてしまうと動きが鈍くなるが胸元へ手がくると唇を軽く噛んでから身体を押しのける様にして相手から逃げる様に放れては扉へと向かい部屋から出て行こうとして）
ちょっ…やめ、ろっ！！変態っ…！！どこ触ってんだよ！？

まて。もう彼奴は帰ったみたいだぞ
（相手が部屋から出ていこうとした為に相手の腕を掴めば先程もまで相手の保護者が座っていた椅子を見ればすでにそこには居ないことを相手に伝えれば相手から手を離して再びソファーに座り直し

（手を放されては相手の向かい側のソファへと腰掛けてから父親を呼んだ経緯をきっちりと話してもらいたいので「何で父親を呼んだんだよ。俺が納得するように理由を話せ！」父親の顔すら見たくなかったのと目の前であんな醜態を晒されたので怒りがおさまらず、しかも以前注意したにも関わらず懲りずにスキンシップをされたのでイライラが表情にまで現れて）
しかも父親の前であんなことするなんて……お前が何をしたいのか判らない。まぁ、知ろうともしたくないがな。

お前が俺のものだと示すために見せつけただけだ
（脚を組めば肘掛けに肘をついて頬杖をして、怒っている相手に無表情で告げて。「そのためにお前の身体を弄らせてもらった。お前をあの場で水着姿にしてもよかったんだが…耳だけでも効果覿面みたいだったからな」耳を弄っているときの相手の顔と声の事を言えば頬杖をしたままクスクス笑い。「まぁ、彼奴は金を持っていったみたいだからな。もう来ないだろ。だから、お前ももう彼奴を気にすることも必要もない」と相手から軽く目線をそらしながら言い

（相手は己が呆れる発言しかしないので溜め息をつき、父親に金を渡してしまったら再び来るのではないかと心配になり「金なんか渡してまた来たらどうすんだよ？アイツはそういう奴だぞ。金とギャンブルにしか興味の無い最低な人間だ。」父親から解放してくれたことだけは有難いと想うがそれ以外は最低なので御礼など言わず己の暮らす部屋について尋ねて）
なぁ、主。俺の部屋は無いのか？早く部屋に戻りたいんだが……。

なんだ、いるのか？
（相手の発言に少し驚いたような顔をすれば自分は自室に戻るために部屋を出て自室に向かって歩きだして。歩いていると眠いのか軽く欠伸をしだして目頭を押さえて

えっ？！ちょっと！！！
（何も説明なく自室へ戻ろうとする相手を止める為に走って追付けば腕を掴んで止めるとイライラしながら再び部屋について尋ねて）
ねぇ！俺の部屋は無いのかって聞いてだけど！？無駄に広い屋敷なんだから一室借りても構わないだろう？！

……うるさい奴だな
（眠い時に相手にしつこく部屋のことを聞かれたのでイライラしながら相手を見れば「俺の隣の部屋で寝ろ。」と適当に言って再び自室に向かって歩きだし。「あぁ、お前が心配してるあいつだが、再び来たらお前が再び真っ赤な顔をして甘い声を出すことになるだけだから心配するな」と意地悪な顔をすればクスクス笑い

（部屋を与えてもらえて安心していると相手の発言に耳まで真っ赤になり。意地悪な発言にイライラする筈なのだが心の何処かでは再び耳を弄られたいと願っている自分がいて眠くてイライラしている相手の背後へ回ればギュッと抱きつき）
主……もう寝てしまうのか？

何だ？何かようか？
(背後から相手に抱きしめられれば少し驚き、今までの相手ではイライラすて不機嫌な顔をして文句を言っていたが相手の行動に違和感を感じれば相手に聞いてみて「まだ俺と居たいのか？」と意地悪な聞き方をして

用というか、その……もう一度主の膝上に乗って、耳を刺激されたい……。
（抱き締めたまま初めて相手に素直に感情を伝えるが恥ずかしいのか顔を上げられずそのまま背中に顔を埋めてしまい。先程は父親を追い返すために便乗したのだが今回は自分の感情の侭に行動し自ら弱点である耳を刺激してと頼み）
膝の上に乗りたいというか……こう見えてもスキンシップ好きだから。

なんだ、お前も変態だな？人の事言えないんじゃないか？
(クスクス笑ながら言えば相手のお願いを了承して、自室の扉を開けて中に入れば広いベットへと向かい、そこに座れば意地悪な顔で相手の顔を見つめ

違うっ！……主と一緒にするな！
（ゆっくりと相手の部屋に入ると意地悪な発言には未だ素直になれず強がって否定すると扉を閉めて。恥ずかしいのか進むことは出来ずに扉前でずっと立ち続ければツン、と顔を逸らし）
主は眠いんじゃなかったのかよ……。