マイペース 2015-06-28 12:27:48 |
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敵同士ではあったものの、民間レベルでは異文化交流の様な事をやっていた。
戦争が激戦化してくると、いよいよ食べる物が無くなってくる。
お米はとうに底をついているし、野菜だって抱負にあるわけじゃない。
一本のサツマイモを何人もで分けて食べなければならない様になって来た。
その頃になると、子供にも満足に食べる者を与える事ができなくなり、いつも花子はお腹を空かせていた。
ある日花子は「お肉が食べたい・・・」とボソリと言った。
食べ盛りの子供なので、肉無しの食事は辛かったのだろう。
そんなある日の事、花子が学校から帰って来ると、大人たちが外で大きな鍋に肉を大量に入れて美味しそうな汁物を作っていた。
花子は「肉だ~!肉肉!!」と大喜びした。
そんな花子を見て大人たちは嬉しそうに「沢山お食べ」とお椀に持ってやる。
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