マイペース 2015-06-28 12:27:48 |
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そんな事が続くと、次第に相手の言葉が理解できるようにもなってきた。
悪口を言いながらも、子供にとって面白そうな遊びには国境はない。
次第に子供同士は仲良く(?)遊び始める。
遊んでいるうちに気心が知れてくると、今度はお互いの家にも遊びに行くようになった。
ロシア人の子供が花子の家に遊びに来れば、魚をお腹いっぱい食べさせてもらい、花子がロシア人の家に遊びに行けば、日本でいうお風呂であるサウナに入れてもらい、晩御飯も食べさせてもらった。
花子は料理よりもサウナの記憶の方が鮮明に残っていた。
初めて体験するロシア風お風呂の「サウナ」。
ほったて小屋に入ると、熱い蒸気が体にまとわりつく。
大人が「いい」と言うまではその熱さに耐えなければならない。
熱いその中で、汗をかいたら葉っぱが付いた草(?)小枝(?)の様な物で身体を叩かれる。
それが終わったら外に出て、水の中に飛び込み熱を取る。
と言う事を数回繰り返すのだった。
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