臆病な自分と冷たい相手

(相手に心配かけたくないため笑顔を作り首を横に降り)

平気、なのか…？
(相手の仕草に首傾げつつ尋ね、)

(/３時間ほど落ちます
すみませんっ)

(大丈夫だと言うように何度も首を縦に振り相手を見て優しく微笑み)


(わかりました、その時には落ちてるかもしれませんが返事をくださればまた返事しますので)

そうか……その、無理はするなよ…？
(相手の笑みに内心安堵し、照れくさいのかぼそぼそと言い、)

(/ただいまですっ)

(相手の言葉に嬉しく思いながら相手にペコッと頭を下げて)

(上げます。いい忘れていましたがお帰りなさいませ)

(/昨日来れなくてすみませんっ)

……よし、俺は自室に戻るから、何かあれば呼べ。
(相手の様子に微笑むもすぐに我に返り、照れくさいのか軽く頬染めて視線逸らし言い、)

(相手の言葉に頷いてほほが少し赤い相手を見てどうしたのだろうと思っていて)


(いえ、大丈夫ですよ)

(上げます)

じゃあ行くからな。
もう一度言うが、何かあったら呼べよ、わかったな。
(立ち上がり言えば、握っていた履歴書はサッと隠して踵返し、)

(相手の言葉に心配性なのかなと思いながら優しく微笑み頷いてそう言えばどうしてあいてはここに来たのだろうと不思議で)

(上げます)

……はぁ…。
(相手の部屋を出て自分の寝室に向かい、ベッドにどさりと寝転べば、相手と接しているとどうも調子が狂う、と溜め息つき、)

(相手が部屋から出ていけばもう一度声を出そうとするが声がでなくてどうしようと焦っていて)

……疲れた。
(久々に他人と長く接したせいか疲労感に襲われ、閉所恐怖症の為無駄に広いベッドで寝返りをうつと仰向けになり、額に手翳し、)

(相手に声が出ないことを相談した方がいいのかと考えるがこの家を追い出されてはどうしようと迷いながら相手の部屋の前に来て)

ん…どうした？
(開けっ放しの扉から相手の姿がちらっと見え、身を起こして声をかけ、)

(相手に声をかけられては悩んでいたためビクッと体を震わして覚悟を決めて相手を見て)

…？ 何かあったか？
(ベッドの上で胡座かけば首傾げ、「とりあえず入ったらどうだ」と促し、)

(相手の言葉に頷いて部屋の中に入っていき相手にどう言えばいいのかわからなくて眉を下げて相手をじっと見て)