性格イケメン、若干ツンデレ髭面三十路と隠れSちゃんの日常

(/ちょっとだけ落ちます
すぐ戻ってきます)

ありがとうっ
(嬉しそうに受け取り、)
……キア、どうしたの？
(不審に思ったのか、(誰かいるの？」と問いかけ)

(/ひでぶっ)

弟「やっぱりキアじゃん！ 久しぶり～！」
(嬉しげに顔綻ばせ、こちらに駆け寄り、)

お前…っなんでここに…っ。
(相手の疑問に答える余裕もなく顔引きつらせ一歩後退りし、)

弟「ん？ 兄貴もいるよ～？」
(２人の前で止まり後ろ振り返り、)


(/うわぁ…聞いててめんどくさい会話に……(笑))

え、え？　やだ、キア、この人誰…？
(相手の反応から不安が高まったのか不安気に問いかけ、キアと同じように一歩後退りしてキアの後ろに隠れ、)

(/キア君の様子でアルちゃんがビビる←)

あっ、アル…っいや、こいつはその……っ
兄「おっ！ 本当だ、キアじゃねえか！」
弟「ねっ！だから言ったじゃん！」
(怯える相手に説明しようとするも現れた別の男と元からいた男に遮られ、ギロッと２人を睨みつけ、)

うるっさい！ 黙れゴリラども!!
そもそもなんでここにいる!?
(柄にもなく荒い口調で尋ね、)


(/ごめんよアルちゃん…っ悪い人達じゃないんだ…っ(笑))

キアルド……？
(キアが普段から荒い口調ではない為か、今にも泣きそうな顔で元居た男や、今現れた男を見、
状況が理解できないのか不安そうにキアの名を呼び、)

(/アルちゃんを泣かせるなんてっ←)

アル…っ!?
すまない、大丈夫か…っ？
(相手の不安そうな声、しかも滅多に呼ばれない本名で呼ばれ、慌てて振り向き相手に視線合わせて膝つき、)

弟「あ、女の子泣かしたー」
兄「ていうか誰だその子……はっ、もしや彼女か…っ!?」
弟「え、マジ!? あの兄ちゃんが!?」
(キアルドの傍にいる少女に対する勝手な解釈で盛り上がり、)

(/メッド兄弟さいてーっ←)

キア、怖いよ……っ、人に乱暴言っちゃだめだよっ……
(余程不安だったのか、半ば子供の様に泣き出す寸前で)

キア……の、兄弟さん？
(ぐすぐすと鼻を鳴らしながら、まだキアルドの後ろに隠れているものの話しかけ)


(/さいてー←)

あぁ…っ泣くなアル……っもう言わないから…っ！
(相手の怯えぶりに本気で焦り始め、)

弟「ふえっ!? え、あれ、ガチ泣き…？」
(相手の声に驚いたような声出し、)

兄「キア！ 女の子を流せるのは流石に兄ちゃんでも許さんぞ！」
お前らのせいだろうが！
デリカシー学んでから来い猿ども!!
(理不尽な説教に思わず振り向き、もう言わないと言ったそばから声荒げ、)

(/わぁ、ぐちゃぐちゃしてきた……(汗))

……キア、口悪いのだめだよ……？
(また声を荒げたキアルドに怯えを透り越して少し引き気味に言い、)

もう大丈夫だよー
(さっきの様子とは打って変わって、この状況になれたのかニコニコと笑顔で接し、)


(/兄者ｪ……)

あ…ごめん……。
(相手に引かれたのがよほどショックだったのか、珍しく素直に謝り、)

弟「あ、良かった。本当に泣き出したらどうしようかと思った」
兄「で、キア…この子はいったい誰なんだ…？」ちょっと待ってくれ……頭の整理が追いつかない……。
(ほっと胸をなで下ろ２人に対し、りんごあめは指で挟んで両手で顔覆い、)

(/ていうかアルちゃんの順応力(笑))

私の方こそ、ごめんね？
(よくわからない罪悪感に駆られ、一応謝っておき)

泣かないよ、私はもう大人だもんっ
(また子供扱いされたと思い、キアそっちのけで弟に抗議し、)


(/そしてキア君放置(笑))

いや、アルは悪くな……っ
弟「え、そーなの？ まだ16歳ぐらいかと思ったー」
兄「キアの彼女というか、娘でも通ると思っていたな」
(キアルドの言葉を遮り相手と話し始め、)

(/不憫…っ(笑))

私はもう２４だもんっ、それにキアの彼女…………っ
(「彼女じゃないよっ」と言おうとして、日頃から読んでる漫画の影響か
顔を赤くし、)


(/アルちゃんは聖徳太子の様に１０人の話をいっぺんには聞けません(笑))

弟「彼女なのっ？ 彼女なのっ!?」
(顔赤らめた相手に楽しげに尋ね、)

兄「キア、そのあたりはどうなんだ、ほら」
(相手と弟の会話を聞きつつニヤニヤしながらキアルドの肩に腕回し、)

そんな話だけ振ってくるな馬鹿!!
(顔真っ赤にしつつ、大男を離そうと押し返し、)

(/そして省かれたのがキア(笑))

えっ、えっと……うぅ………
(そのうちなんて言ったらいいかわからず、弱った様に呻き、)

きっ、キアをいじめちゃだめっ
(兄がキアをいじめていると勘違いしたのか、ぐいぐいとキアの腰あたりを引っ張り)


(/アルちゃんの天然スキル再び(笑))

おちますねー

弟「あっ……まぁいっか」
(兄２人を止めに行った相手を止めようとするも、傍観を決め込み、)
兄「苛める!? 俺がキアを苛めるはずがないだろう、なぜなら俺はキアの事を…っぐはっ！」
それ以上は言わせん。
(勘違いした様子の相手の目元を覆い見えないようにしてから、もう片方の手で何やらよからぬ事を言いかけた男に裏拳喰らわし、)

(/こんなところでも発動(笑)

すみません、そろそろ落ちます
おやすみです！)

(/あ、了解です
おやすみです！)

キア、前見えないよー……
(手をどけてほしいのか、りんごあめで自分の目を覆っている手をつつき、「お兄さんいじめちゃだめだよー」と付け足して、)

(/りんごあめ攻撃っ)