綴り屋 2015-03-14 02:42:03 |
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>16 貢
無邪気だな…俺も昔はああして遊んだんだ…紅葉はまだ赤児であったな、貢のことは覚えているか?
(祭りに訪れる人達は皆笑顔で、楽しそうな笑い声をあげている。屋台から広がる美味しそうな香りも、祭りを盛り上げる太鼓の音も何もかもが心躍らせる。ふと自身の近くを掛けていった子供を見ては無邪気な姿に頬は緩んで呟くように上記前半を口にし。その姿に自身の子供の頃を思い出せば先程思い出していた“彼”のことを再び思い出し。『みろ!金魚じゃ、綺麗じゃのう』と子供の持つ金魚を見てはしゃぐ紅葉に視線をやれば上記後半を口にし、その頭を撫でやり。すれば紅葉は得意げにふふんと鼻を鳴らし笑みを深め『赤児と言えどオイラは立派な妖じゃ!覚えておるぞ……ほら、あの者なんかそっくりじゃ』と口にし。視線をあげ紅葉の指差す先を見詰めては神社の入り口に似た顔を見つけ。_____どくん、と心臓が鳴る。あまりにも似た姿にない事は分かっていても本人ではないかと期待が膨らむ。ふらり、とほぼ無意識に。気付けば地面を蹴り上げ相手の元へと走り寄り)
(/こちらこそです( ´﹀` ) どうぞ宜しくお願いします、それでは背後はどろんします!)
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