狼男子と腹黒男子は長い付き合いをしているらしい。

仕方ないなぁ…でも、チョコ持ってるって事は校則違反じゃないかな？
覚えてる？生徒会の一員が校則を破ると俺からお仕置き下されるってことー(と言ってはニィと笑いどんな罰をくだそうかなぁと楽しそうに考え初めて)

…公平な罰にしろよ?(顔がひきつった表情となり、安全な罰であることを願い。

じゃあ、皆に暴露しちゃおうか。俺と柴崎くんとの関係。(ﾆｺｯと笑うと安全な罰をと願う相手の顔を見て、今までの中で一番軽い罰だよー？と意地悪そうに首をかしげて)

冗談よせよ。お前の評判が落ちる原因が俺じゃ嫌だ(怪訝な顔つきで別の罰を求め。

じゃあ柴崎くんは今日から一週間女装しよう。それか一週間ﾜﾝｺ。ﾄﾞｯﾁがいいかな(と相手に聞きつつ会長席に座ると仕事をしようと紙を手に持つ)

女装…ないない。ワンコの内容言え。な、い、よ、う(会長の仕事の書類を半分手に取り、ペシペシ机を書類で叩き

そんな乱暴しないで。ワンコの内容かぁ…要するに一週間俺の言うことを忠実に聞いてくれるだけの罰だよ。(とニコニコしながら述べる)

ほ～。女装するわ(ワンコをすることに悪寒が走り、やむ終えなく女装を選択し。どうせ学校に行かなければ大丈夫と内心ほっとし。

そーいえばもうすぐこの学園、寮制になるから工事するらしいよ。
あと絶対学校に来てね(と微笑むと来なかったら俺が迎えにいくからと付け足して)

寮が出来たら部屋一緒だといいな。（微笑
いーやーだ。ほんとやだ。家来て眺めて終われよ（図星をつかれたみたいで必死に拒否をし。

一緒じゃなかったら俺訴えに行くよ。一緒になった奴に柴崎くん取られそうだし。(と冗談半分で言って笑い)眺めるだけで終われたらいいねー(と書類を見ながら相手にのべて)

取られるような魅力はねえよ（くくっと肩を揺らしながら笑い
写メは有料になりまーす（棒読みで述べれば相手の背中側に回り、首筋を指先でなぞり

あるよー…女子ならもっともっとあるよー。(と言うと「そーゆー女子、心当たりあるからさー」と言って)
んっ…何？すごい変な声出しかけた。(と言うとちょっと頬を赤くしてへへっと笑う)

不安？（椅子に座り『ならどっか行かないよう俺をお前で夢中にさせろよ』机に頬杖ついてはにやにやし。

んや？綺麗なうなじで触りたくなっただけ（ようは暇なのだが仕事してる相手にそれは言えず

それナイスアイデアだねー…でも今は仕事。(と言うと、此処においでと自身の膝をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと叩いてﾆﾔﾆﾔする)

ん。‥‥なあ、俺が座ったら書類見えづらくない？（膝の上に座ってみるものの自分と紙の距離が近くなっただけのような気がして、後ろをチラ見し。

柴崎くんが読み上げてくれればいいかなーと。(後ろをチラ見してきた相手を見てはﾆｺﾆｺしてお願いして)

ったく、後で滑舌が悪いとか文句言うなよ（悪態つきながらも文面を読んでいく途中で『あのさ、女装の服とかってどこで用意してくるわけ？』ふいに気になったので問い。

んー、いや、普通にここの部屋にあるよ？(と何を今更というかのようにキョトンとすれば見てみる？と言ってみて)

はあ？（あまりに驚きで立ち上がっては相手の顔を見て瞬きの回数が多くなり。一応見てみるだけ見ておこうとゆっくり頷き。