狼男子と腹黒男子は長い付き合いをしているらしい。

ほ～。女装するわ(ワンコをすることに悪寒が走り、やむ終えなく女装を選択し。どうせ学校に行かなければ大丈夫と内心ほっとし。

そーいえばもうすぐこの学園、寮制になるから工事するらしいよ。
あと絶対学校に来てね(と微笑むと来なかったら俺が迎えにいくからと付け足して)

寮が出来たら部屋一緒だといいな。（微笑
いーやーだ。ほんとやだ。家来て眺めて終われよ（図星をつかれたみたいで必死に拒否をし。

一緒じゃなかったら俺訴えに行くよ。一緒になった奴に柴崎くん取られそうだし。(と冗談半分で言って笑い)眺めるだけで終われたらいいねー(と書類を見ながら相手にのべて)

取られるような魅力はねえよ（くくっと肩を揺らしながら笑い
写メは有料になりまーす（棒読みで述べれば相手の背中側に回り、首筋を指先でなぞり

あるよー…女子ならもっともっとあるよー。(と言うと「そーゆー女子、心当たりあるからさー」と言って)
んっ…何？すごい変な声出しかけた。(と言うとちょっと頬を赤くしてへへっと笑う)

不安？（椅子に座り『ならどっか行かないよう俺をお前で夢中にさせろよ』机に頬杖ついてはにやにやし。

んや？綺麗なうなじで触りたくなっただけ（ようは暇なのだが仕事してる相手にそれは言えず

それナイスアイデアだねー…でも今は仕事。(と言うと、此処においでと自身の膝をﾎﾟﾝﾎﾟﾝと叩いてﾆﾔﾆﾔする)

ん。‥‥なあ、俺が座ったら書類見えづらくない？（膝の上に座ってみるものの自分と紙の距離が近くなっただけのような気がして、後ろをチラ見し。

柴崎くんが読み上げてくれればいいかなーと。(後ろをチラ見してきた相手を見てはﾆｺﾆｺしてお願いして)

ったく、後で滑舌が悪いとか文句言うなよ（悪態つきながらも文面を読んでいく途中で『あのさ、女装の服とかってどこで用意してくるわけ？』ふいに気になったので問い。

んー、いや、普通にここの部屋にあるよ？(と何を今更というかのようにキョトンとすれば見てみる？と言ってみて)

はあ？（あまりに驚きで立ち上がっては相手の顔を見て瞬きの回数が多くなり。一応見てみるだけ見ておこうとゆっくり頷き。

えーっと……このタンスに…ホラ。(タンスを開けると綺麗に畳まれておかれているコスプレたちがぎっしりとある)

うぇ‥‥（目の毒だと言わんばかりに視界にコスプレが入れば瞬時に目を背けてしまい。『‥‥‥もう見たし、帰る』と自分の鞄を手に取り帰宅モードに。

こらこら、仕事が残ってるんだよ？帰っちゃだめだ。(と手を掴むと相手をじーっとみて)明日が来たら君は一週間あれ着るんだから。(と笑い)

俺の仕事って今日無い気が‥はい、残ります（目を合わせては無理に帰れず押しに弱い18歳であった
‥‥わかってるよ（不服そうな顔つきを浮かべ、せめてズボンがいいと変なお願い事を内心神頼みし。

じゃあ柴崎…ｺﾞﾎﾝｯ…亮くん。この書類を先生に渡して来てー(と言うと書類の間に謎の写真が挟まってあったのを知らずに相手に書類を渡して)

ういーっ（下の名前で呼ばれたなんて浸っていると、手に取った書類から一枚の写真が床に後ろに落ちた為気付かず部屋を出ていき。

ヤバイ…この量の書類どうしろと…(とくたくたになって椅子でｺｸｺｸとしはじめる)

ただいまー（生徒会室に戻れば、眠りかけな相手と、写真が落ちていたので拾いあげ、神月の頬をぺちぺち叩き起こし。

んー…？あ、これ懐かしいー。(と言っては相手の手を掴み)俺が体育祭で女装した伝説の写真。(と自分で言っては相手に「結構似合ってたって言われてたけどそうでもないな。」と笑いながら言って。)

へ〜。かなり似合ってるじゃん。俺じゃなくてもうさ、神月が着てこいよ。万人受けは素晴らしいことだぜ（んーっと背伸びをしながら言い『書類半分手伝う』と紙をかっさらい

マジ？してこようか？(と冗談半分で言いながら紙を持っていかれると「さすが副生徒会長ありがとう」と言っては頬にキスして)

するならするで質素な感じで（まんざらでもない感じで返答し。『‥外国人かよ』目線を相手ではない場所に向け、いちいち鼓動が速くなるのを感じ。

（/寝落ちします！お相手感謝します。

質素ねー…普通に亮くんが決めればいいんじゃないの？(と笑いかけると相手は違う場所を見ていて)亮くん誰と喋ってんのさ。(とふてくされたように言う)

(/いえいえ、ではお休みなさい/手を振り)

俺そんな趣味持ってねえよ‥（苦笑しありのままの神月が好きになった訳だしと言うも、ふてくされる相手をよそに『別に、独り言。』と目を合わせず書類に手をつけ

あ、ごめん。俺、理事長に呼ばれてたんだった!!(といつも以上に慌てた顔をして)すぐ戻って来るから!!(と勢いよく走り出して)

いってらー（書類も半分終わらせ、神月の分もと思ったが
もう済んでる様子だったので机に俯せ眠り

理事長ー失礼しますよー(と言えば中に入り早く済ませるようにと言えば30分も掛かってしまい急いで生徒会室へ戻って)

‥やめ‥くすぐった‥‥ん‥‥（かなり熟睡に入ってしまい実家にいる子犬と戯れている夢が寝言に零れ

何してんだろ…(と呟けば机にふせて寝ている相手をみて寝言可愛いなと思うとブレザーを脱ぎ相手に羽織らせてやれば)お休み。(と言ってはそれだけでは気がすまず驚かせてやろうとコスプレを眺めては)

‥‥‥んあ？神月‥おかえr‥（目をこすりながらやっと相手に焦点を合わせ瞬間、現状にびっくりしすぎて体が硬直し。

あーおはようございます、ご主人様(と質素なメイドのコスプレをしていても何気無いような顔をして相手をみてはﾆｺｯと笑い「どう？」と聞けば)

‥‥悪かねえけど‥‥他の男にそういうの見せるなよ（はぁっと深いため息を吐き

どうしよっかなー(とﾆｺﾆｺすれば深い溜め息を付いた相手に)溜め息ついたら幸せ逃げるでしょーが(と言うと額にデコピンをして)

った。‥‥浮気したらし返すからな（羽織りに今頃気づき、嫌がらせにぺいっと相手に上着を返し一気に不機嫌になり『帰る。仕事終わった』携帯で神月の姿納めようにも没収されたことに舌打ちをし生徒会室を出ていき。

あー……バイバーイ。(というと不機嫌な相手を見ては首をかしげ(なんかやったっけか」と呟きコスプレしたまま家に帰ろうとし)

あー(家に帰ることなく、知り合いの族の家にあがりこみ、項垂れ。結局の所神月がコスプレしたのだから己に被害はないと思うが、暇潰しもかねて避難し。

どうせ亮くんのことだから家に帰ってないよねー(というと相手のケータイに自分を自撮りして待ち受けにして遊んで)

ケータイ貸せ(たったそれだけで30分殴りあいをし、ケータイを借りては神月に<俺のケータイポストにいれといて>と送信し

おぉ…えっと…(<了解！【画像】>と返信して、画像には少しあざといようなポーズで撮られた自分を貼って)さ、とどけにいこー(と家を出て)

「ぶっ。おい、亮なんだこれ」(了解をすぐ見ては友達のケータイ履歴に残らないよう削除し、翌朝の早朝自分の家にケータイをとりに帰りさっさと学校に行く準備をし始め。

絶対受けただろーなぁ(と思い出し笑いをすれば柴崎家に行き裏声を使い「こんばんはー」と言って柴崎家に招き入れられて)

柴崎母·ごめんねえ、亮今日は帰ってこないって。あ、なんなら泊まる?私一人でも淋しいし、朝には亮帰ってくるわよ(随時と陽気な声で相手の返事を待ち。

いいんですか？ありがとうございます！よかったらお夕飯私作りますよ(とﾆｺﾆｺとして)

母·まあ、助かるわ～(ふふっと笑い




……だから居る訳な(只今と言った矢先、朝から家にいた神月に驚くも事情を聞き落ち着き、朝風呂など済ませ着替えに入り。

ごめんって～(と流石に怒ってるなと思い手をあわせて必死に謝り)

……別に。ケータイ届けてくれたし(頭ぽんっとなで、無愛想な顔で歯を磨き

絶対怒ってるよねー？(と言うと「もっと過激な方着た方がよかった？」とズレた方向にもっていき)