主 2015-01-17 11:38:17 |
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>ヴァリー
…あっそ。その…お前も、それなりに似合ってた、ぞ。
(今の自分は相手からしてみれば同じ男で、その状況で褒めてもらうなど無茶な話だと分かってはいるもののどうにも面白くなくて、八つ当たりのように足元に転がっていた小石を蹴り飛ばして。そんな時後ろから聞こえてきた言葉に思わず目を丸くしながら振り向くと顔を逸らした相手が目に入り。この後加わる一団の雰囲気まで悪くしてしまわないようにという対処なのだろうと感じているものの、そうだとしても相手の言葉は純粋に嬉しくて。珍しく年頃相応の柔らかな微笑みを浮かべながら言葉を返すと機嫌も直ったのか手を後ろで組みながらゆっくりと歩みを進めて。)
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