御伽噺に呪われて / 3l .

＞all

…ふふっ…出来た

（床に座りながら出来上がった絵を見つめ、満足そうに微笑みを浮かべる。スケッチブックに描かれていたのは、部屋の窓から見える外の風景だ。ここに来て何年たつのかは忘れてしまったが、ずっと角度から同じような景色を毎日描いていた。毎日同じ絵を描いていてつまらなくないのか？…以前、この施設に来る前にいた病院の同じ病室だった子に聞かれたことがあったが、阿須加は別につまらないとは感じたことはなかった。歩けない自分にとって、変わらない景色というのは“自分はちゃんとこの景色の中にいるんだ”と、何処か安心できるような気持ちになるのだった。）

さてと…色を塗らないと…

（窓の外から見える木が風に揺れている様子を見つめながらふと思い出にふけていたが、再びスケッチブックに目線を戻し、車椅子の上に置いておいた色鉛筆を手に取り、白黒の景色に色を加え始めようとする）


＞主様
(/そう言っていただけると、嬉しくて踊り出しちゃいます(笑)←新しくロルを投稿させていただきました‼ なんだか、絡みづらい子になってしまいましたが、皆様よろしくお願いします(*´ω｀*))