主/ 2014-12-07 20:59:35 |
通報 |
名前/化野(あだしの)
年齢/見た目20代前半。
身長/179cm
武器/妖術、殺生石のかけらを埋め込んだ小刀(切りつけた者の狂気を呼び覚ます)
容姿/白金の髪を胸まで伸ばし、髪紐でひとつに結っている。顎につくほどの前髪はきちんと切り揃え、中央で分けて額を出す。涼やかな切れ長のつり目は琥珀のようで、目元に紅を差している。獣を思わせる縦長の瞳孔。すっとした鼻筋、引き結ばれた唇から気位の高そうな印象を受ける。服装は灰と淡い紫を基調とした品のいい袴。耳と九つの尾は完全に隠しているが、妖術を使ったりすれば露になる。本来の姿は白面金毛九尾の狐。
性格/容姿に違わず品の良い立ち居振る舞いをするが、皮肉めいた発言が多い。過去の出来事から思慕や恋慕といった全ての情に対して懐疑的であり、それらを信じる者を冷たく嘲笑う。また憎しみだけでなく人の繋がりを儚く虚しいものとして捉えているため”永久に共にいよう”などと軽々しく誓う人の子に哀れみの眼差しを送ることも。その点決して己から離れられない狐京一族には信頼と愛着を寄せている。情を疎む一方で他者と関わることは好み、相手の心にずかずかと踏み込む図々しさも持つ。普段の彼は怨みと悲しみを押さえ込んだかりそめの姿であり、犬神を前にすると愛憎に身を焦がす荒々しい本性を剥き出しにする。
備考/「化野」という名は初代当主に尋ねられた際答えたもので本名ではない。
上記の通り犬神以外の一族へは、敵視されている鳥天狗にさえ何の躊躇いもなく接触を図り引っ掻き回して帰っていく。幾分かはマシになったが昔の悪戯好きな性格の名残。また絆を否定しながらも無意識に他者を求めている現れでもある。
普段は契約者を尊大に振る舞いつつ可愛がっている。しかし己の目的の為に無茶をさせる冷酷な面も。妖力は契約の際に狐京一族に預けており、ひとりでは本来の5分の1程度の力しか発揮できない。また普段は狐火を灯し提灯がわりに夜道を照らすくらいしか使い道がない。好物は油揚げ。
歴史/長い時を生き神性を得た狐。人にもかつての同族にも畏れられ、やり場のない寂しさと悲しみを授かった力に乗せ”悪戯”という形で解消していた。悪戯といっても九尾だけに、鴉天狗が葬った亡者を六道へ戻すなど度を超えたものばかりで憎まれることもあったが己に向けられる憎悪さえ楽しんでいた様子。犬神に出会い、その優しさに絆されてからは大人しくなった。例の一件を経て狐京一族と契約、以後は彼らを手足のように扱う。狂おしいほどの怨みを石の形にかえた”殺生石”もかけらを残して彼らに譲渡した。
(/キープありがとうございました!長々と書いてしまい申し訳ありません、不備等なければこのpfでお願い致します!)
トピック検索 |