学園K なりきり！

>猿比古
……ん、（数時間寝て起きると、だいぶ落ち着き、頭の中も整理できるくらいになったのか、今の自分がどうしたいのか考えはじめ、最終的に相手に忘れられているのならコッソリでも相手の役に立ちたい、そしてできることなら相手の記憶を戻したい、と結論付いてはベッドから起き上がり。「ば、ばか！ちげぇ！」相手の言葉に真っ赤になれば、相手を押し返すために片手が塞がっていたことを忘れたのか、その手を外しもう片方の耳を抑え守り始め。）

>美咲
……っ(少ししか眠る事が出来なかったのでボーッとしている暇があるならリハビリをしようと思ったのか早速始めて。チッと舌打ちしてから顎に手を添えて何を企んでいるのかじーっと相手の頭から爪先まで見ていき。)

>猿比古
っ、こんなことで落ち込んでられねぇ。（今から病院に戻れば面会時間ギリギリだが、それでも寮を出て病院に向かいだし。「………、」舐めるように見られれば、一歩だけ後ろに下がると居心地悪そうに眉を寄せ。）

>美咲
…はぁ(しんどそうに息を切らしながらタオルで汗を拭いて。一歩後ろに下がったのを確認すると自分も無言で一歩近付いてじーっと見据え。)

>猿比古
うっ、来てみたけど、入る勇気ねぇ…。（病室が移ってることも知らずに、前の病室の扉の前で勇気が出ずにそわそわして。「っ！！……、…っ」近づいてきてビクッとしてしまい、反射的に逃げようと相手に背を向けようとして。）

>美咲
…(タオルを置いて再びリハビリを再開して。逃げると分かったのか相手をぎゅっと抱き締めるとすりすりと甘えて。)

>猿比古
…っ…居ねぇ……？…移ったのか？（勇気を出してゆっくり開けてみたのだが、相手は居なくてふと病室の名札を見れば相手の名前が無く、相手の場所を聞こうにも女性ナースには声がかけられないので闇雲にでも探そうと病院内をうろつきはじめ。「わっ、バカ…、、……。」とっさにバカと言うが甘えられれば、どうすればいいのだろうと思いつつ抵抗はせず。）

>美咲
…あいつ、泣き止んだかな(相手の事を言っているのかぽつり、とそんな事を呟き。相手を自分の胸にすっぽりと収めては「…愛してるよ」と耳許で囁き。)

>猿比古
…どこだ…？、……っ！？（病室を探して歩いてると僅かに声が聞こえ、すぐに誰だかわかり、自分が相手の声を聞き間違えるはずないので確信したようだが、とっさに隠れてしまい。「っ…、…。」耳元でそんなことを囁かれてはビクッとはするも嬉しいようで強く抱きしめ返して。）

>美咲
…っ、(相手の事を考えると頭痛が起こるので気を取り直してゆっくりと歩き始めて。ニヤリと口角上げるとそのままぱく、と耳咥えて。)

>猿比古
……。（相手の頑張ってる様子に邪魔は出来ず、また、ここまで来ても会う勇気がなかったのか、先程買った、相手の好みの飲み物や食べ物の差し入れだけでもこっそり病室にでも置いて帰ろうと、そーっとその場から離れれば相手の病室探しを再開して。「ぅわっ…、っ…。」また耳の感覚に更に強く抱きついて、ビクビク震えながらも変な声が漏れそうなのを防ぐためにか、相手の胸に口元を押さえつけて耐えて。）

>美咲
…はい(リハビリの最中に医師に呼び止められ話を聞くと明日の朝隣町の大きな病院に移動だと言うことを聞き頷き。「誘ってる」と一言また言ってから耳を舐めると腰辺りもゆるゆると撫でて。)

>猿比古
…あった、…。（漸く相手の病室を見つければそーっと入っては、なぜか相手の居ないベッドをただ見つめてしまい。「さそっ…てね…ぇ…、…。」耐えるようにギュッと目を瞑り、絞り出すように喋っては僅かな力で離れさせようと抵抗して。）

>美咲
……！(リハビリ終えて病室に戻って来ると相手が居たので少し驚き。「はい」相手をゆっくりと押し倒して手首を押さえつけると唇重ねて。)

>猿比古
ッ！！？……あ、、あー、。（扉が開き、飛び跳ねるように驚けば、もう相手に見つかってしまい、今更遅いというのに隠れようとキョロキョロと落ち着かない様子で視線を彷徨わせて。「んぅっ、……っは、」手首を押さえつけられ抵抗しようとするも、ビクともしなくて、されるがままキスをされて）

>美咲
…名前、教えて(ゆっくりと相手の前に移動して一息吐くと首を傾げて。少し唇を離すと「美咲の唇柔らかい」と恥ずかしげもなくさらっと言って。)

>猿比古
っ！………八田…。（名前を聞かれ、相手から聞いてくれたことに嬉しく思うも、僅かに視線を落としては苗字だけを言って。「ばっ…、」相手の言葉に一気に頬を赤く染め上げると、恥ずかしさに顔を隠すように一気に背け。）

>美咲
…八田、中坊？(相手の名前を繰り返してからじっと見つめて。相手の様子にくす、と笑うと後ろから再度抱き締めて髪の匂いを嗅ぎ。)

>猿比古
っ！はぁ？ちがっ…、……２年ゐ組、お前と同じクラスだよ…。（中坊と言われ思わずいつものように怒鳴りそうになるが、止まり落ち着くと、静かに答えて。「な、なににおい嗅いでるんだよ？…汗臭ぇんだから、離れろよ…。」においを嗅いでる様子に、なんか嫌なのか止めて欲しく、汗臭いから離れるようにと言って。）

>美咲
え、本当か？俺クラスの奴ほとんど覚えてねえからな……だからお前俺の事知ってたのか(少し驚いてから納得したのか小さく頷き。「臭くない、美咲の匂い」と言ってくんくんとひたすら匂い嗅いで。)