主 2014-10-24 02:45:00 |
通報 |
うん!
あ、そっか…国境って国の境目だもんね…
私隣の国には行った事ないかも…ギルは行った事ある?
(ニッコリと明るい笑顔を見せると自分の国じゃないんだとちゃんと理解し、隣国がどのような国かあまり知らないためリヴへの期待が膨らんでいき相手はどうなのか尋ね)
俺も話に聞いた事があるだけで実際に行った事はありません。
……そろそろ行きましょう。夜になる前に森を抜けたいですし、またいつ追手が来るか分かりません。
(隣国へ行った事があるかの問いに首を緩く横に振って行った事はないと答えて。休憩を取ってから少々時間が経ったため、木から体を起こし相手に手を差し出して立つよう促し)
そっか…でもギルがいればどこでもやっていけそう
うん、暗くなったら危ないしね
(見知らぬ土地に不安感を覚えるが相手を頼りに思いニコッと笑みを見せ、差し出された手に自分の手を重ねると淡く握り立ち上がり)
そう言って頂けると従者冥利に尽きます。
今の所はまだ何事もありませんが、魔物に襲われでもしたら厄介ですからね。
(相手に頼られればこれ以上ない喜びとフッと微笑み返して礼を述べ、手を優しく握り返すと相手の手を引いて森の出口へと向かって迷う事無く歩き始め)
ちっちゃい頃からギルと一緒だったからギルが強いの知ってるし
えっ…この森魔物が出るんだっけ…?
(相手が笑うとつられて笑顔になり昔から相手の稽古を見ていたため上記を述べ、魔物と聞き怖くなったのかキョロキョロと周りを見渡しギュッと相手の腕にしがみついて歩き)
ジジィに比べたらまだまだですけどね。
多少出ますが俺でも簡単に撃退出来る程度のものばかりですのでご安心を。
(強くなったとは言っても己を鍛えてくれた将軍には足下にも及ばないと苦笑して。魔物と聞いて怯える相手を安心させるように大したこと無いとこの辺の魔物の事を説明し)
王国の将軍だもん、お父様が選んだ人が弱いわけないよ
う…うん…私も強くならないと…
(苦笑して話す相手にクスクスと笑い内心では相手も強いのになぁと考え、小さく頷きもう姫ではないのだから自分も足手まといにならない程度は強くならないとと感じ)
それもそうですね。いつかジジィも抜かせるよう精進します。
…姫様も戦う、と?
(相手の言葉に納得し、くすりと笑って頷いて。ぐっと拳を握り目標を掲げれば、私も強くならないと、と漏らす相手に眉間に皺を寄せ少し難しい顔をして問い掛けて)
あの…将軍も…城に残ったの…?
私も自分の事くらい少しは守れないとギルに迷惑かけちゃうもん
(少し言いにくそうな表情を見せながら尋ね、難しい顔をした相手を見ると何かまずい事を言ったのかと表情を伺いながら思った事を話し)
…分かりません。残ったにしろそうじゃないにしろ無事だと良いのですが…。
俺としてはアンタに危険な事はして欲しくないのですが……そうですね、護身術くらいは身に付けておいた方が良いかもしれません。
(瞳を伏せた憂い顔で首を振り将軍を心配して。相手に危険な事はさせたくないと悩むも、自分で身を守る術を持たないのも危険かと思い意見を述べて)
お父様達も無事でいてほしい…生きていてくれればいいなぁ…
うん!落ち着いたら…ギル教えてくれる?
(相手につられてか不安げな顔をしただただ両親の無事を祈り。相手が自分の意見に賛同してくれた事にパァッと表情を明るくしじっと見つめて尋ねて)
陛下達は……、無事でおられますよ、きっと。
良いですよ。教える方はあまり上手くないですが…それでも良ければ。
(国王達が亡くなっている事を知っている為一瞬暗い表情をするが、相手に悟られないよう安心させるような笑みを浮かべ。相手の問いに頷き微笑みながら答えて)
うん…
それは困るわ?ギルしか教えられる人がいないんだからちゃんと教えてちょうだいね、先生?
(不安の残る表情で相手の服の裾をギュッと握り小さく頷き、上手くないと言う相手に可笑しそうに笑って首をコテリと傾けると先生とイタズラっぽく言い)
……大丈夫ですよ。
……はい、善処します。
っ!?
(何に対して大丈夫かは明言しないが大丈夫と相手の頭に優しく手を置き。先生と言われ言葉に詰まるも苦笑いを浮かべながら返事を返し、その時茂みがガサリと動いて咄嗟に相手を後ろ手にかばい)
…うん
私のできはギルにかかってるからね?
わっ!?ギ…ギル…
(頭に手を置かれ相手を見上げるとニコッと笑って返事をし。相手の表情を見てクスクスと笑っていると茂みの音に驚き背中に隠れ横から顔を出し様子を伺い)
……毒蛇ですね。咬まれる前に気付いて良かった。
(動いた茂みを掻き分けて確認すると全長5mくらいの大きな毒蛇が居て。剣を抜き躊躇なく頭を切り落とせばもう大丈夫と振り返り、また森の中を進み出して)
へ、蛇かぁ…
私蛇苦手…
(はぁ…と息を吐き少し緊張を解くと辺りをキョロキョロと見渡しながら相手にピッタリとくっつき、また蛇がいないかと警戒して)
蛇なんてまだ可愛い方ですよ。
…お、漸く森の出口が見えて来ましたね。
(蛇が苦手とピッタリくっついて来る相手にくすりと笑いながら歩いていては前方に漸く森の出口が見えて来て「これでもう蛇と遭遇せずに済みますね」と笑い掛けて)
そんな事ないよ!
あのうねーっとしてて目がギロッてした感じが怖いんだよ!
やっと森抜けられるんだね
(蛇が可愛いなんてと頭を左右にふりながら強く否定して言い、出口に目を向け喜ぶと相手の発言に「からかってない?」と頬を膨らませて拗ねたように尋ね)
姫様はよっぽど蛇が嫌いなんですね。
追手に先回りされてないとは思いますが…一応確認します。
(蛇は怖いと強調する相手にくつくつと可笑しそうに笑い、出口の出前で一旦足を止め外を窺いつつ相手の問いに「からかってませんよ」と内心可愛いなと僅かに笑いながら答え)
トピック検索 |