19世紀半ばの英国、世間では吸血鬼狩りが横行した。
危険な吸血鬼、捕まえなければ女子供はその身が骨と皮だけになるまで血を吸いつくされ、男どもはその美貌に誑かされただの能無しにされる。
吸血鬼を狩れ!狩れ!奴らを許すな!一匹残らず始末しろ!
危険な吸血鬼を、一掃しろ!
――本当に?
本当に吸血鬼は危険なものか?
人間に殺される危険に怯えながらも、その人間からしか食事が出来ないような。木の杭にも、銀の弾丸にも、大蒜にも、ただの日光ひとつにだって怯える彼らが。
美しい怪物が。
本当に、危険なのだろうか――?
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