主 2014-09-19 20:17:35 |
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>アンジュ
>ゼルギウス
>スラウド
「手古摺っているようだな」
バイクのブレーキ音、降り立った男がジャケットを脱ぎ捨ててネクタイを緩めると大型の蜘蛛が姿を現す。男の心獣「スパイディオ」である。
「手を貸すぜ、『変身』ッ」
蜘蛛の姿が糸でできた人形が崩れるように消えると男の周囲にに糸が巻き付くように発生し、糸の壁を作り上げる。その糸の壁が虚空に消えたかと思うと、男の姿は全くの別物に変わっていた。全身を覆うスーツ、蜘蛛の意匠が各所にあしらわれたその姿は、モチーフこそバッタではないものの、誰もがそれを連想する。
「行くぜ、悪魔野郎、この『仮面ライダー』が相手だ」
酸を避けるように周囲に糸を張り巡らせ、それを足場としてぶちまかれた酸の海の上を疾走する、スパイディオの持つ糸の特性と機動力で悪魔に接近し、強化された拳を向ける
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