《ジョジョSC》《ショタ設定有》

そういや見当たらねぇなぁ…何処かへ出掛けたのかもしれねぇ。
（祖父の名を聞くとそう言えば、と先ほどまでの記憶を辿ってみるのだが、その記憶に祖父の姿はなく「連絡でもしてみるか？」と提案し。「俺の餓鬼の頃なんて見ても得しねぇよ」不満そうな相手の様子に、そんなに見たかったのか。と思いながらあしらい。）

いや、別に急ぎの用事があるわけでもないしいいよ。
（何処かへ出かけたとの言葉にいないのなら今のところは相手の近くをうろつくしかないか、と考えつつ相手の提案に首を横に振って。「君がそうでも僕にとっては得することなんだよ。面白そうじゃないか。」もし己ではなく相手があの怪しげな瓶を受け取っていたら今頃幼い相手の姿が見れただろうにと幼い相手を想像しながら相手を見遣り。）

そうか。なら、暫くは俺の傍に居ろ。それなら安心だろう。
（電話を掛けに行こうとしたが断られた為、元の位置に座り直して。そうなると安心な人物が居なくなってしまうので自分を指さし、傍に居ろと言いつけ。「…変わった奴だな」相手は多分自分の小さい頃の姿を想像していたのだろうと察すると「あんま変な妄想してんじゃねぇぞ」と痛くない程度に相手の額をコツンと小突き。）

そうさせてもらうよ。君に迷惑をかけるのも僕の一つの楽しみとして、ね
（相手自ら傍にいることを許したのだと受けとれば、鬱陶しがりそうなのにと小さく口元に笑み浮かべ。「ああ、良く言われるよ。」変わった奴だと言われ褒め言葉として受け取り軽く前記述べれば「ん…、可愛いんだろうな、程度の妄想は許してくれよ？」と額を小突かれ目を細めつつ相手が小さかったら思いっきり抱きしめてみたいなどといろいろ考えて。）

楽しみってお前…あまり面倒事になるようなことはするなよ。
（何処か楽しそうなその笑みに浅く溜息をつけば上記を忠告をして。「かわ……まぁ良い」何だか附に落ちないが、おかしな妄想よりはマシかと許し、相手がいろいろ考えている間、自分も相手を見つめてみる。大きい瞳にふっくらとした頬、何処を取っても相手は美少年だと確信すると「…うん、お前も可愛い」と頷きながら呟き。）

僕は自分が面倒になるような事にはしないよ。
（忠告を聞けば相手を多少困らせることはあっても自分が面倒な事に巻き込まれたりすることはしないとある意味暴君の様な事を口にだし。相手の許しがでれば小さい相手を想像しながら笑みを浮かべるが、不意に聞こえた相手の呟きに現実に戻され。「…承太郎、視力は大丈夫かい？」いくらなんでも己が可愛いと言うのはないだろうと首を横に振りつつそう問い掛け。）

（当たり前かのように述べられた言葉に目を瞬かせ、これも相手の自己中心的な態度の一部でもあるのかと納得すると「それもそうだな。なら安心できそうだ」と述べ。「視力？良い方だが、どうして急に」先ほどの呟きに対しての質問とは知らず、不思議そうな顔で尋ねて。「やっぱり可愛い…元の顔立ちが良いからかもしれねぇな」とお構いなしに戦友相手に馬鹿丸出しで。）　

ちょっとした悪戯程度だしね。
（安心できそうだという相手に付け足すように上記を述べれば、わざとらしく悪戯な笑みを浮かべて見せ。己の質問の意味を理解できていない相手に意外と抜けているのかと頬を軽く掻けば「眼科…というより、精神科をおすすめするべきかな…、いや、眼科が先か」と再び"可愛い"と口にする相手に顔立ちが良いと言われることはあっても、それだけはないと真面目に前記呟いて。）

（小さくなると、性格も少し変わるのかもしれない。相手の笑顔を見るなりそう感じ、悪くない。と微笑しながら「高校生のときより、だいぶ茶目っ気があるな」と述べ。どうやら本気で病院へ行くことを勧めているみたいだが、眉を顰めながら「心外だぜ。いきなり何だ」と全く分からないといった様子で。）

何でだろうね。この姿だと思考が変わるのかもしれないな
（小さくなったからか子供の様な茶目っ気がましてしまったのかとクスクスと笑み零せば、元の姿よりうんと小さくなった手足を見て。「承太郎、君こそいきなり僕の事を可愛いなんて言い出して、どうしたんだい？」分かっていないような相手にこれは直球に聞いたほうがいいだろうと前記問いかけ。）

そうみてぇだな。何かすげぇ新鮮だぜ。
（こんなに楽しそうに笑う無邪気な相手を見るのは初めてのような気がする。普段は大人しい人なので、その分今の相手に新鮮さを覚え。「可愛いから可愛いって言ったまでだ」直球な質問に当たり前のように返すと、もしかして嫌だったのかと思い「嫌だったなら謝るぜ」と付け足し。）

たまにはこういうのも、悪くないだろう？
（あまり今の様に無邪気にならないため新鮮と言えば新鮮か、と納得するように頷けば軽い冗談交じりに上記述べ。当たり前のように返されてしまい熱でもあるのではと疑うが、次がれた言葉に「嫌ではないさ。ただ、どこを見て可愛いと思ったのか不思議でね」と肩を竦めて。）

そうだな。だがあまり騒がしいのは御免だぜ。
（案外悪くないと頷くが、祖父やポルナレフのようにヘラヘラとした騒々しい人がもう一人増えるとなると身が保たなくなるため一応注意を。病院を勧める理由が分かると「そういうことだったのか。何処って、顔とか…あとはその明るくなった性格だな」と再度相手を見つめながら述べ。）

分かってるよ。それに僕が騒がしくなると思っているのかい？
（いくら姿が幼くなったからといって多少明るくはなってもどこかの誰かさんみたいに騒がしくなることはないだろうと上記問い。「性格はまだいいとして、顔は…どちらかといえばかっこいい方じゃないか？」何となく此方も見詰め返せば、自分の頬に手を当てつつ首を唸らせて。）

思っちゃいねぇが、これはもしものための忠告だ。
（いくらなんでもそれはないか、と考え直すと人差し指立てて上記を述べると「あと暴れ回るんじゃあねぇぞ。それはさすがにないと思うがな」と付け足し。「鏡見ろ。前の身体ん時はそうだったかもしれねぇが、今は明らかに違うぜ。ほらな、今も」首を横に振ると相手を指さし、相手のポーズを可愛いと指摘し。）　　

はいはい。流石にそこまでキャラ崩壊しないよ。
（軽く流すように頷いて、相手の人差し指を数秒見詰めてから面白がるように自分の人差し指も立てて相手の指にちょん、と合わせて。「今も？これがかい？」頬を触りつつどこか変わったのかと思っていたが、このポーズが可愛いのだと言われキョトンとすれば鏡を見ないと分からないなと不思議そうに前記問い。）

（人差し指に当てられた相手の小さな指を暫しジッと見つめると、何となく相手の手を優しく包むように握り「小っせぇな…俺も昔はこんなに小さかったのか」と今更当たり前のことを呟き。不思議そうな相手に頷くと何処からか小さな鏡を相手の目の前に持ってきて「ほら。まぁ、自分じゃあ分からねえかもだが」と述べ。）

まあ、皆子供の頃はこのくらいだろうね。
（引こうとした手を優しく包むように握られ、予想していなかったのか微かに驚くが相手にとっては子供の体に興味があるだけで深い意味はないのだろうと一人納得し。目前に出された鏡をじっと覗き込めば、少しの間自分の顔を見るがよく分からないのか「やっぱり、分からないな。」と僅かに眉を寄せて。）

まぁそんなもんか。…と、悪ぃな。
（握った相手の手を見つめながらそんなものかと納得し、相手の手の感触に満足したように小さく頷くと手をパッと離し。やはり自分では分かるわけがないらしく、難しそうに相手が眉を顰めると「そりゃあ自分では分かんねぇか。俺からしたら可愛いってだけだ、あまり気にするな」と述べつつ鏡を何処か適当な所に置き、話を纏めて。）

ああ、別にいいよ。子供の体に興味があるんだろう？
（大人しく手を握らせていたが、不意に離した相手に特に嫌だったわけではないため首を横に振って。「そういうものなのか…。」鏡を適当な場所に置く相手を見つつ、他の人とでは見え方が違うのかと緩く頷いて。じっと相手の上から下を眺めれば「承太郎、君はかっこいいな。」と口に出しながら軽く相手の頬に手を当てて。）