主さん、 2014-08-31 01:57:31 |
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>ヴィンセント
…ッ!(向かう先の相手が静かに銃をこちらに向けた次の瞬間、顔の真横すれすれに銃弾が通過していく。目を見開き息を飲み一瞬動けなくなるも、はっとして振り返れば大きな獣が倒れていて。藻掻き、やがては大人しくなるそれを見届けた後、息を吐いて)…っ…マジかよ…。俺としたことが…油断した。(背後の敵に気づかないなんて、迂闊だった。悔しそうに呟くと無意識にロッドをぎゅっと握る。彼が放つ雰囲気に気を取られすぎていた。そして以前会った時と変わらないその圧倒的な強さや独特な戦闘スタイルに、こんなヤツもいるのかとまた悔しくなる。そんな自分はいつもに増して仏頂面をしているに違いない。突き付けられたエーテルを受け取ると、ちらりと相手を見やり以前もしたかもしれない疑問をなげかけ)…有り難くもらっとくよ。魔力が尽きたら俺はただの人だからな。…なあ、あんた一体何者なんだ?
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