佐伯 2014-08-28 17:20:05 |
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>ルクシア
…食べてもいい、なら…たべ、る…。
(自分と正に対極の容姿をとる相手には何かと複雑な思いがあるのかどうにも素直になれず、近付いてきた相手から隠れようとするように壁の陰に体を引っ込めると被り物越しに額をこつんと壁に打ち付け。複雑な思い云々はあれど結局食欲には敵わなかったのか素っ気ない物言いながらも暗に食べたいと伝え。)
>レネ
ッで、も…でも、おつかいも出来てない、し…それなのに服、汚し、て…お、おれ、お父様に嫌われたら…どうし、よう…っ!
(痛みで感情に小さな亀裂が入っていたのか、お使いもまともに出来ず相手に見つけてもらった上服まで汚した事実が酷く不安にさせ。先程痛みにもたらされかけた涙が不安の後押しによりじわじわと瞳に滲み始めればぼろりと涙の粒が零れると同時に不安が一気に膨張し、自身を少女であると繕う程の余裕すらなくし震える声で呟くとしゃがんでいた体勢が崩れ地べたに尻餅をついて。)
>十和田さん
う、え…や、でも…え、だめだめ。そんなことしたら、お父様が、困って…その、だから…。
(相手の言葉に暫し理解が追い付かなかったのか意味を伴わない言葉をぽつぽつと繰り返すものの最後に横に首を振ると相手の申し出を断って。上手く説明こそ出来ていないもののどうやら相手が自分のためにカルピスを買ったことが人形師に知れれば相手に人形師が気を遣い、結果的に困らせてしまうと読んだらしく。父である人形師を最愛とする己としてはたとえ好物が懸かっていようとそれはだめだったらしく、たどたどしい言葉で断りをすると「…ごめん、なさい…。」との呟きを最後にうつ向いてしまい。)
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