主 2014-07-23 18:49:09 |
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(/おおふ、こちらも遅れてしまいました…すみません。ゆっくりお付き合いください!)
な、なんだこれ…どうなってやがる。
(最初に目に入ったのは自分よりもずっといい身なりをした城の家来達。彼らの元で働いたばかりのため見間違えるはずもなく、首を傾げつつもっとよく見ようと踏み出した地面には赤い絨毯がしかれていて。その絨毯が続く先には昨晩乗せられたものと同じ豪奢な馬車。そして傍らには、絵本から抜け出してきたと言われても信じてしまうような美麗な青年。「…王…子?」1度見たら忘れられないような顔に呆然と呟いて。なぜ王子がここに?何か粗相をしただろうか?それも王子が直々に責めにくるような、と必死に思考を巡らせるが心当たりはなく。見た目のせいで誤解されやすいが無論盗みを働いたわけでもない。困惑していればなぜか笑顔で早く出てこい、などと急かされ「違っ、俺は何も盗ってねえよ!」思わずバンッと勢いよく扉を閉めてしまい。ああ、王族相手に何て失礼なことを。一瞬遅れて青ざめるがもう一度扉を開ける勇気もなく)
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