主 2014-07-21 17:41:21 |
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・・・ん、あ・・・?んだ、コレ・・・
(数時間か経って、目を覚ませば置いた覚えの無い氷枕に、首を傾げるもそんな事が出来るのは相手だけ。無意識に頬を緩ませては、気遣いの出来る妻を持った様な、擽ったい様な気持ちになり。随分楽になった頭を持ち上げれば無音のままリビングへ忍び込み。寝ているであろう相手を見てはゆっくりと起こさない様に横抱きにして、優しく自室のベッドへと寝かせては、「・・・有難うな、」と囁いて額にキスをして。何時もの習慣で相手を抱き締めたまま眠りたいものの、書類をまとめなければならないのも事実。後ろ髪引かれる思いで自室を後にすれば相手ならばきっと髪を濡らしたまま寝たのだろう、髪を拭いてやれば良かった、と申し訳無くなりつつもリビングでパソコンを立ち上げて、書類を作成し。
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