主 2014-07-21 17:41:21 |
通報 |
ふは。はいはい。景はつれねぇなぁ。
(クツクツと笑えばポンポン、と頭を撫でる。相手はどうやら思ったよりも強いらしい。これなら大丈夫だろう。相手の笑みに安心しては一息つこうとキッチンへ行き、お茶を取り出す。コップに注いではごくりと喉を動かし一息で飲んで。リビングへ戻れば慌てた様な行動が一瞬見えたものの何をしていたのかは分からない。少し顔を顰めるも今は時間が無い。ソファへ落としてしまっていたらしい自分のスマホを手にしてはそろそろか、とちらりと時計を見る。「俺の景だからなァ。可愛いんだよ。」ふんわりと頬を緩めて相手の背中をゆるゆると撫でる。名残惜しいがそろそろ時間だと力強くそのまま締め付ける様にぎゅうっと抱き締めてはするりと離れて玄関へと歩みを進めて。
トピック検索 |