あ、ああ…良かった夢じゃなかったんだな(こちらへと駆け寄ってきた相手の姿を見ては片手を挙げて小さく振り、自分の心配していたようなことはないようだとひとまず安心した様子で小声で呟いて。彼女の笑顔を見ているとこれから本当に二人で街へ行くのだという実感が湧いてきて相手を意識してしまい、緊張した様子でそわそわし始めて