…っ、まさか本当に…(ゆっくり近づいて相手の姿がハッキリと見える位置までやってくれば狐の耳と尻尾が見えて、それが動いているのをみれば彼女が本当に人間ではないことを実感させられて、しかし恐怖心や不気味さはまるで感じられず、むしろ月の光に照らされた相手の姿に見とれてしまい思わず「綺麗だ…」なんて小さく声が漏れてしまい(/いえいえ大丈夫ですよ