矢谷啓 2014-05-13 19:43:45 |
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(/大丈夫ですよ‼︎お忙しい中の返ロルありがとうございます‼︎
私は基本的に暇人(笑)なので笑
授業中もパコパコ携帯やってるタイプなので←
啓が啓自身を好きになれたら、オレも嬉しい
(相手の言葉に思わず笑顔になってしまう。自分達は平凡な道を歩いてきたわけではなく、人からしたら非凡でまるでドラマや漫画の中の世界でしか起こらないような道。更に相手は愛する彼女を失った。どちらも身内の死に触れている、何かを失っていて、失う恐怖を知っている。だからこそ、お互いがお互いを必要とし、依存してしまう。しかし確かにそこに愛情はあり、生半可な気持ちで紡いだわけではない、だからなんでも受け入れることが出来る。自分がそう思えるのはきっと、あの無責任な親と独裁政権を強いたクラスメート、思い出したくもないのもない母親の愛人のおかげとも言えよう。相手が過去の相手を好きになれるのなら自分だってそうだろう。自らの体を売っていた過去を相手は受け入れてくれた、自傷行為を繰り返すことも相手に依存してしまうことも認めてくれた。それが自分にとって支えになるし、自分自身を受け入れることに繋がっている、そう信じて疑わない。「オレになるの⁈じゃあ三人で一つだね」相手の冗談に笑いながら答えると相手も相手の彼女も自分になるのならそれでもいい。むしろ自分が相手になってもいいと思ってしまっているあたり相当惚れ込んでしまっているだろう。「我儘が愛情…もし、オレの我儘が啓を救えるのなら…あ、本当にもしの話だけど…そしたらそれは愛情になるよね」とやけに大人びたことを述べてはあの幼い顔が何やら真面目な印象を与えるような表情で彩って。本当にそう思っている、そういった顔で言うその言葉に要約された、だから啓も我儘を言っていいよ、は言えずに飲み込んだ。相手の我儘で傷付けられるのなら本望だし怖くなんてない。それも愛情なのだから、自分にとっては相手が与える痛みならそれすらも愛しく想える。「オレも啓だけ居ればいい、啓以外要らない…あはは、そうだね、飢え死に手前だもんねぇ…いいね、それ。フランス行こうか、オレ一生ついてくよ。…いや、女の子じゃないならそれは無理だな…」相手の冗談に笑いながら答えると奪われた唇に感じる相手の温かさに思わず微笑みを浮かべてしまえば自分の冷え切った体が相手に染まって行くのが心地よくて
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