矢谷啓 2014-05-13 19:43:45 |
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笑…。何を考えてるの?あんな下衆な女が俺たちの間に入れるわけないでしょ
そんな女構うなら、俺のこと構ってよ
(相手の表情や雰囲気から自分の言葉が軽率だったことに気が付き後悔すると、相手がどこまで考えているかは分からなかったがその両頬を手で包み込むと顔を近付けて小さく首を傾げて問い、続けて黒を思わせる気味の悪い嫌な笑みを浮かべ上記を言って。相手が嫉妬に狂うことは何よりも嬉しいし、自分も同じ立場なら狂気に犯されるだろう。しかし下衆の分際を痛めつけ少しでも相手の目がそちらにいくくらいなら、自分を見て欲しいわけで。相手を誘惑するようにねっとりとした口調で言えば相手の頬を舌で舐め上げて。「そうだね。優しい子だった。そう言ってくれてありがとう。…じゃあ笑も初めてだね」(優しく純粋すぎた故に社会の払拭に耐えられず自身を責めてしまったわけだが、相手の口から穏やかと聞くと心が温かく落ち着いていくのが分かる、それでも悪い気がして複雑な笑顔を浮かべながら礼を言って。愛のないものは数に入れないと都合良く捉えれば、なんだ相手も自分と同じじゃないかと思え嬉しさから微笑みが零れて。「…初めて、だよね?…やっぱり子どもっぽ」上記の理由から初めて、と言うと“もん”や“むぅ”とする仕草には思わずクスクスと笑いが零れるが抱き締められ口付けを受けるとそれに応えるように腕を回し、支えながら押し倒すと唇を重ね返し
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