矢谷啓 2014-05-13 19:43:45 |
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ごめん、前もそうだったんだけど好きな人のことになると周りが見えなくなるところあって…
(以前の彼女の話はあまり持ち出したくなかったがいずれは話さなければいけないこともあるし、自分の考え方や性格を知って欲しく一方的とは思いつつそう告げれば、口角を上げる指に手を重ねてはぎこちなく笑んでみせ。「実例…あるんだ。そんなにまで飲むなんて相当馬鹿なんだね。…笑と飲むなら一生忘れないと思う」薄い笑いにこれは絶対勘付かれていると確信するが、ここは嘘を貫き通すも続く言葉は前の言葉をやや肯定するものになってしまい。「じゃ…乾杯」お互いに注ぎ合うほうがいいのかとも思ったがここは上下関係を気にする飲みの席ではないため早々に相手の持ってきた2つのコップに半分ほど注いでコップを軽く掲げつつ、こんな他人にはなんでもないことが特別なことに思えて
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