── Dependence ── (bl/教師×生徒)

ああ、昼間ゆっくりしたから大丈夫だ。(髪に指を通しながら軽く口づけ)

んッ、ならよかった…。先生が辛い時にこんなこと言うの不謹慎なんだろうけど…先生と一緒に過ごせる時間が出来たのやっぱり嬉しい…。(口付け受け、腕の中のクッションを手放しては相手の背中へと腕回しつつ呟き)

…そうだな、俺も嬉しい。(目を閉じ腕の中の温もりに愛しそうにすり寄り)薬のせいかうとうとしてた。お前の体温も相変わらず心地好いしな。

先生もう寝たのかと思った…。(抱き締めて眠りかけていた相手を見ては若干の不満はあるものの、無理はさせられないからと拗ねたように呟いてみせては擦り寄る相手の頭をそっと撫で)

不満そうな顔だな。して欲しい事があるならしてやるが。(拗ねたような様子の可愛さに思わずふっと笑みを溢せば、申し訳なさがあるのか宥めるように頬を撫で口づけて)

もうしてもらってるからいい…それに、先生に無理させたらいけないし、そろそろ寝ないとダメだろ…？(ハグしたり、キスしたりと相手に触れ合いたいと思っていた為 現在進行でその欲求を満たしてもらっていては呟き)

何だよ、欲がねェな。(相手の気遣いが嬉しい反面、わざとらしくつまらなそうな口調を向け)…じゃあ寝とくか。(頭をぽんとし立ち上がれば一緒に寝室へと)

もう少し起きるなら我儘言いたいとこだけど…先生、身体辛いだろ…。(寝室へと向かう相手の後を付いて行きつつ、後ろでボソリと呟き)

…まァな。辛いから明日は口移しで薬を飲ませてもらうか。(冗談混じりにクク、と笑えば寝室のベッドに横になり隣に相手を呼び)

ッ、な…そういうのはダメ。(口移しでという言葉に顔を赤らめるも、首を横に振っては 普通に飲むようにと釘を刺し。先に横になる相手に隣に来るように促されては毛布を捲って相手の隣に寝転がり、身を寄せ)

何でだよ。色々教えたんだから出来るだろ？(相手らしい反応が楽しかったのか耳元を撫でながら意地悪く囁き)

出来ないでもないけど…ダメ。(相手の言葉に首を横に振っては背中に腕を回して抱き着き、首元に顔を埋め)

俺の我儘は聞いてくれないのか？…なんてな、冗談だよ。(この辺しておくかとばかりにふっと笑うと抱き直し、髪をゆっくり撫で)

う、ぐ…その言い方狡い。本気で言った訳じゃないくせに…。(相手の言葉に言葉を詰まらせるも冗談だと言ってみせる相手に撫でる掌に擦り寄ってはジッと相手見つめ)

普段お前らの世話してばかりだからな。お前に介抱されるのも悪くねェと思ったんだよ。(見つめられれば優しく額に口づけるも、次の台詞には悪戯な響きが含まれ)それに、どの程度身に付いたかお手並み拝見出来るしな。

お手並みって…口移しで試さなくてもいいだろ…。(口付け受け、続けて出た相手の言葉に視線を逸らしつつブツブツと呟いては視線を相手へと戻し。自分からも口付けては再び顔を埋めさせ)

だったら今度お前からよこせ。気持ちの込もったやつをな。(向けられた不平にクスリ笑みを溢すと、きゅっと抱きしめ瞳を閉じ)

…分かった。今度、ちゃんと俺からもするから…今日はこのまま一緒に寝よう。(相手の言葉にうーん、と軽く唸るも頷いてみせては相手に擦り寄りつつ自分もそっと瞼を下ろし)

濃厚で情熱的なのを期待してるよ。(クツクツ笑うといとおしそうにすり寄り髪を撫で)…愛してる。おやすみ。

ただいまー、先生居る…？
んー、というか先生の休暇って何日あるんだろ…。ちゃんと聞いとくの忘れてた…。(相手の姿を探すように辺りを見回しつつリビングへと入っては、もしかしては居ないのかもしれないと落ち込んだように呟き)