葵 2014-01-03 17:36:26 |
通報 |
>李隠はん
何年だなんて…ここのとこ開けたばっかりなんでありんす。
(店の事を問われれば滅相もないというようにやんわりと左右に首を振って上記を謂い。程よくお酒が回ったのだろうか、私情を話す相手。心を開いてもらったようで嬉しく思い乍らも静かに噺を聞く。「わっちは葵と申しんす。仲良うしておくんなまし。へぇ…小説、素敵でありんすねえ。」沢山の簪が挿さった頭を軽く下げて自己紹介すれば返事を返し)
>純伶はん
安心しんした。
(ロールキャベツを一口運んでは美味しいという彼女。表情を見るからにその言葉が嘘ではない事がわかり、内心ホッと胸を撫で下ろしては安堵の表情で上記を謂い。不意に気になった衿元の擦れを直して再び目線を戻すと徳利から御猪口に注ぐ相手。直様己が注ごうと代わるために手を伸ばすも時既に遅く)
>那瑠はん
あら、待っていんしたよ。奥のお座敷空けてあるさかい、上がってくんなまし。
(昨夜とは比べものにならない位に賑わう店内で御客を相手にする中で戸が開く音が耳に入り。入り口へ視線を向けると印象強い艶やかな銀髪と牡丹模様の黒い打掛が目に入り、話している御客さんに
「ちょいと席外しんす。」と伝えればカタカタと下駄を鳴らして小走りで近寄っては佇む相手の袖口を摘まんで上記を謂い)
(( 遅れてしまってすみんせん。 ))
>葵
ん、いいのかい?なら少しだけ上がらせて貰おううかえ
(_さてどうしたもんか_と自嘲気味に薄く笑みを浮かばせていた所、早足な下駄の音が。耳を傾け誘われた声音に表情を綻ばせた後遠慮がちに上記を。「大変な時に何だかすまないねえ。」労りの言葉を掛けつつ静かな足取りにて奥の座敷へ腰を据え。カウンター側に陳列されてるであろう酒瓶を吟味する様にゆるりと視線を向けて )
(/ いあいあ、此方が遅い時間に来店したから悪いねえ。
眠気が来ているなら寝てくれて構わないよ )
……。
( 店前の通りも静かになり、店内には戸が風に揺れる音が響き渡る。手持ち無沙汰をどうにかしようと日本酒の入った徳利と御猪口を持って座敷へと向かう。ゆっくりと腰を降ろせば御客さんが居ない為、正座から足を崩す。長い袖に手を添えて御猪口へ日本酒を注ぎ入れては一口喉へと流し込み、御猪口に付着した口紅を親指で拭い)
ふふ、上がっとるなんて
(夜風が頬を撫で肌寒さを実感した頃、ふと揺れる見覚えある暖簾が。懐かしさに思わず頬を綻ばせるや指折り程度訪れた店へ顔を覗かせ。人影の見えぬ静寂な中に小首を傾げつつも下駄を鳴らして足を踏み入れ)
>那瑠はん
っ、…おいでやす。
(店の戸がガラガラと音を立て横に開いたと思えば店内に下駄の音が響き渡り。音のする方へちらりと横目で見遣ると見憶えのある人物に思わず息を飲み。冷静を装いつつ声を掛け、整った顔立ちに艶やかな笑みを浮かべて快く出迎えて。慣れた手付きで前のカウンターにお絞りと割り箸を置き、裾に手を添えて上品に手招きをすれば目の前に座るように促し)
名前/ 一葉 / Itiyo
年齢/ 25 y
身長/ 175 cm
容姿/ 長く伸びた限りなく黒に近い蒼髪を頭の天辺で結っており菊の花の様な簪を刺している。顔立ちは整いさっぱりした印象、京紫の瞳は切れ長。銀鼠色の袴を着、腰に刀を納めている。
性格/ お硬く男勝り。自信家で酒に強い。礼儀が成っていない人間を嫌う古い考えを持つ。
__..邪魔をする。まだ開いているか..?
( 刀剣商に寄った帰り修理され再び己の元へと返って来た刀の刃を満足そうに鞘へ戻し、偶には何時もとは違う道を通って帰ろうかと足を進めては見慣れぬ店を不意に見つけ。物珍しそうに眺めつつ立ち去ろうとするも折角だから立ち寄ってみようかと戸に手を掛けそれを引けば隙間から顔を覗かせ問いてみて )
>一葉はん
おいでやす。来てくんなまし。
(店の戸がガラガラと音を立てながら横に開き、暖簾から覗く見慣れない客に声を掛けて出迎え。視線が交われば整った顔立ちに艶やかな笑みを浮かべ、手元に目を移せば慣れた手付きで前のカウンターにお絞りと割り箸を置き。裾に手を添えて上品に手招きをすれば好きな席に座るように促して遣り)
>葵
ああ、おりはった。お久しゅう。
(奥にでも居たのだろうか鈴を転がすような声音に喜色満面に振り向き。何時もの艶がかった煙管を片手に近付くも腰を下ろそうとせず寧ろ「そこやのうて…座敷、ええかえ?お酒もちと戴こうかねえ」時間に余裕もあることだ脚を崩しゆっくり呑もうかと、そちらへ視線を流し)
>葵
嗚呼、随分と雰囲気の良い店だな。
( 手招きをされると表情一つ変えないまま店に足を踏み入れ戸を閉めては時期的にも冷え切っている外ととの温度差を感じながら迷う事無く一番端の席へと腰掛け。腰に納められた刀を鞘ごと抜けばカウンターの隅へ丁寧に立て掛けながらやっと店内を見渡し、微かに読み取り辛い微笑みを浮かべ上記を述べ )
>那瑠はん
お久し振りでありんすぇ。
(緩く口許に弧を描き上記を謂えば、上品にお辞儀をして歓迎し。「今宵はゆっくり出来るんでありんすか ?では、今からちょいと準備しんすね。」座敷が良いと強請る相手に問い掛けては、下駄の音を鳴らし乍少しばかり小走りでカウンターから座敷へと移動し。座敷の暖簾を潜れば手際良くお箸とお絞りを用意し、相手を迎え入れる準備が整えば暖簾から手だけを覗かせて手招きし。)
>一葉はん
あら、わちきの事は褒めてくださりんせんのでありんすか?
(カウンターの端に座るのを見届けては身体が暖まるよう茶を淹れてスッと相手の前に差し出し。微かに緩む相手の表情を見れば此方もつられるかのように頬を緩ませて軽い冗談を口にし。折角来てくれたのだから美味しいお酒を飲んで頂こうと思案すればゆるりと小首を傾げて「一葉はん、最初の一杯目は何を飲みんしょうか?」と問い掛けて)
>葵
もう店仕舞いしはったんやろか思て、気にかかってたんよ。また顔合わせれて良かったわ
(問い掛けに一つ頷き応え珍しく忙しない一面を目の当たりにしては何処か表情を和ませ。手招かれると下駄を揃え座敷へと緩慢に上がり脚を崩せばカウンター越しでない縮まった距離もあってか、胸のつっかえが取れたよう饒舌に述べ)
>那瑠はん
御客さんが来んさかい、かっちり戸締りしんした。でも、またこうしてお目に掛かれるなんて…驚きんした。
(相手が座敷に姿を現せばその隣りへと移動して着物に手を掛け乍ゆっくりと腰を降ろし。冗談交じりに言葉を紡いだと思えば、すっと相手の膝元へ手を添えて真っ直ぐに相手を見据えて謂い。ふと我に返れば「那瑠はん、一緒にお酒飲みんしょうか。」と続けて)
>葵
あれから暫く遠退いてたんだけどね、最近またフラフラっと戻ってきてみて正解だったねえ。(煙管を傍らへ置きしみじみと呟いていては不意な温もりに視線を落としその接触の意味など知る由もないが悪い気もせず「そりゃあ、嬉しい。御酌してくれるかい?」断る理由などなく膝の上の手を取りやや冷えた手で包み)
昨日寝落ちした上に、こな時間になってしまいんした。さて、今宵は誰がわちきの相手をしてくれんしょうか。
(申し訳なさそうに眉を八の字にして謂えば、着物の衿元に手を添えて整えながら伏し目がちに言葉を連ね)
(( また暖簾を出すことになるなんて、どなたが思ったでありんしょう。那瑠さん、元気にしてるでありんしょうか。まえまでは会話は一晩毎にリセットとさせていただいていんしたが、お客様との仲を深めていきたいのでよっぽどのことがない限り継続させてもらいんするが、リセットを望む際はお店を出ていたければと思っておりんす 。では、お客様のご来店、お待ちしておりんす 。 ))
トピック検索 |